ヤニス・クセナキスの経歴として正しいものはどれか
ヤニス・クセナキスはギリシャ出身の作曲家で、戦後パリに渡り、建築家ル・コルビュジエの事務所で建築設計に携わりました。1958年のブリュッセル万博のフィリップス館の設計にも参加しています。この建築の経験から、構造や数学的な確率論を音楽に応用する独自の手法を生み出しました。代表作『メタスタシス』(1954年)は、グラフ用紙に描かれた図のような図形楽譜を用い、多数の楽器が滑るように音を変化させる響きが特徴です。数学や建築の知識を音楽に持ち込んだ点で、現代音楽に新しい地平を開いた作曲家として知られています。