笑わせる才能は昔から人を結びつけてきた。チャップリンの無声映画から昭和のコント番組、落語の話芸からイギリスの不条理コメディまで、時代も国境も越えて愛されたお笑いの歴史は意外と知らない発見がいっぱい。あなたはどれだけ知っている?全10問のコメディクイズで笑いの教養を試してみよう。
Q1 : 日本の「漫才」において、相方の冗談や勘違いである「ボケ」に対して、指摘や訂正を入れて笑いを整理する役割を何と呼ぶか?
漫才は二人一組で掛け合いを行う日本の伝統的な話芸で、多くの場合一方が常識から外れた発言や勘違いをする「ボケ」の役割を、もう一方がそれに対して的確に指摘や訂正を入れる「ツッコミ」の役割を担う。この「ボケ」と「ツッコミ」の息の合った掛け合いのテンポやズレの大きさが笑いを生み出す核であり、どちらの役割を担うかによってコンビそれぞれの持ち味や芸風が大きく変わってくる重要な要素である。
Q2 : 1960年代後半から1970年代にかけて即興的でスピード感のあるコントで一大ブームを起こしたお笑いコンビ「コント55号」で、萩本欽一の相方を務めた人物は誰か?
「コント55号」は萩本欽一と坂上二郎によって結成されたお笑いコンビで、1960年代後半から1970年代にかけてテレビのコント番組を中心に一大ブームを巻き起こした。従来の型にはまらない即興的でスピード感のあるやり取りが特徴で、二人の自由奔放な掛け合いはその後の日本のバラエティ番組の演出スタイルに大きな影響を与えたとされている。萩本欽一はその後も「欽ちゃん」の愛称で長くお笑い界の第一線に立ち続けた。
Q3 : 不条理でシニカルなコント集団として世界的な影響を与えた伝説的コメディグループ「モンティ・パイソン」が結成された国はどこか?
モンティ・パイソンは1969年にイギリスで結成されたコメディグループで、テレビ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』をはじめ、独自の不条理でシニカルなコント、風刺の効いたアニメーションなどで知られる。従来のお笑い番組の形式を打ち破る実験的な作風は世界中のコメディ作品に大きな影響を与え、その後の映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル』などでも高い評価を得て、イギリス喜劇の代表格として今も語り継がれている。
Q4 : 言葉を発さずに表情や動作だけで笑いを生み出すイギリスのコメディ番組・映画『Mr.ビーン』の主人公を演じた俳優は誰か?
『Mr.ビーン』は1990年にイギリスで放送が始まったコメディ番組で、ほとんど台詞を発することなく表情や身振りだけで笑いを生み出す独特のスタイルが特徴である。主人公ミスター・ビーンを演じたのはイギリス出身の俳優ローワン・アトキンソンで、オックスフォード大学出身のコメディアンとしても知られ、言葉の壁を越えて世界中で高い人気を誇る作品を生み出した。後に劇場版映画としても制作され国際的なヒットとなった。
Q5 : お笑い劇団「吉本新喜劇」が本拠地として長年公演を行っている劇場「なんばグランド花月」が位置する都市はどこか?
吉本新喜劇は吉本興業が運営する大衆喜劇の劇団で、1959年に大阪で発足した。現在はミナミの繁華街に位置する劇場「なんばグランド花月」を主な本拠地として、お約束のギャグやドタバタ劇を中心とした公演を日々行っている。大阪の笑いの文化を象徴する存在として関西圏で特に強い支持を受けており、テレビ番組としても長年放送され続け、多くの人気コメディアンを輩出してきた。
Q6 : 言葉によるやり取りよりも、身体的な動きや転倒・衝突などのドタバタした動作を中心に笑いを生み出す喜劇の形式を何と呼ぶか?
スラップスティック・コメディとは、台詞による洗練されたやり取りよりも、転倒や衝突、追いかけっこといった誇張された身体的な動作によって笑いを引き起こす喜劇の形式を指す。語源は道化師が使った打つと大きな音が鳴る棒「スラップスティック」に由来する。チャーリー・チャップリンやバスター・キートンら無声映画時代の喜劇役者の作品に多く見られ、言語の壁を越えて世界中の観客に笑いを届けられる点が特徴である。
Q7 : 日本の伝統的な話芸「落語」において、物語の最後に意外な言葉遊びや展開で笑いを生み出す部分を何と呼ぶか?
落語は江戸時代から続く日本の伝統的な話芸で、一人の演者が複数の登場人物を演じ分けながら物語を進めていく。本編に入る前の世間話や小噂にあたる導入部分は「マクラ」と呼ばれ、本編の核心部分は「ネタ」と呼ばれる。そして物語の最後に、言葉の掛け合いや意外な展開によって笑いを生み出す締めの部分を「サゲ」または「落ち」と呼び、これが「落語」という名称そのものの由来にもなっている重要な要素である。
Q8 : 1920年代のアメリカ無声映画黄金期を代表する喜劇俳優で、危険なスタントを自ら演じながらも表情を変えない演技から「グレート・ストーン・フェイス」の異名で知られた人物は誰か?
バスター・キートンは1920年代のアメリカ無声映画黄金期を代表する喜劇俳優・監督であり、スタントマンを使わず自身の体を張った危険なアクションギャグを多用したことで知られる。どんな状況でも表情をほとんど変えない演技スタイルから「グレート・ストーン・フェイス(偉大な無表情)」と呼ばれ、チャールズ・チャップリンやハロルド・ロイドと並んで無声喜劇映画の三大スターの一人とされている。代表作には『キートン将軍』などがある。
Q9 : 1969年から放送が始まり、コント番組として国民的な人気を博した「8時だョ!全員集合」に出演していたコメディアングループは誰か?
「8時だョ!全員集合」はTBS系で1969年から1985年まで放送された公開形式のコント・バラエティ番組で、いかりや長介をリーダーとするコメディグループ「ザ・ドリフターズ」が中心となって進行した。生放送形式で繰り出される体を張ったドタバタコントや大掛かりな仕掛けが話題を呼び、昭和の日本における家族向けお笑い番組の代表的存在として長く国民的な人気を集めた番組である。
Q10 : 喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・主演した無声映画『モダン・タイムス』で、ベルトコンベア式の工場労働を通じて風刺されている対象は何か?
『モダン・タイムス』は1936年に公開されたチャールズ・チャップリン監督・主演の喜劇映画で、流れ作業に追われる工場労働者を演じたチャップリンが、巻き込まれた歯車の中で振り回されるシーンなどを通じて、機械化が進む大量生産社会の中で人間性が失われていく様子を風刺的に描いている。世界恐慌後の不安定な社会情勢を背景に、資本主義と効率優先の工業化社会への批評として今なお高く評価されている作品である。
まとめ
いかがでしたか? 今回はコメディクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はコメディクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。