競馬の名馬を陰で支えてきたのが、馬の能力を最大限に引き出す調教師の存在です。三冠馬や歴史的名牝を手がけた名伯楽たちは、それぞれ独自の哲学と手腕で日本競馬の歴史を彩ってきました。あの名馬を管理したのは誰だったか、覚えていますか?今回は競馬ファンなら押さえておきたい調教師にまつわるクイズを全10問用意しました。あなたは何問正解できるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 2022年の日本ダービーをドウデュースで制した調教師は?
ドウデュースは2022年の日本ダービーを制し、その後も有馬記念や天皇賞・秋、ジャパンカップなどGⅠを複数勝利した現代を代表する名馬。管理したのは栗東の友道康夫調教師である。友道はワグネリアンでも2018年の日本ダービーを制しており、ダービートレーナーとして知られる。ほかにもワールドプレミアで2019年の菊花賞を制するなど数多くの活躍馬を手がけてきた。緻密なローテーション管理と馬の能力を引き出す調教で、安定した成績を残し続ける実力派である。
Q2 : 1990年代から2000年代に活躍し、タイキシャトルやシンボリクリスエスを管理した名伯楽は?
タイキシャトルは1998年にフランスのジャック・ル・マロワ賞を制した名マイラー、シンボリクリスエスは2002年と2003年に天皇賞・秋や有馬記念を制した名馬。両馬を管理したのは美浦の藤沢和雄調教師である。藤沢は無理に追い込まない調教哲学で知られ、JRA通算で歴代最多となる勝利数を積み重ねた。2022年に定年で引退するまで日本競馬を長年牽引し、多くの名馬と後進の調教師を育てた、まさに名伯楽と呼ぶにふさわしい存在だった。
Q3 : 馬主・北島三郎のキタサンブラックを管理し、数々のGⅠを制した調教師は?
キタサンブラックは2015年から2017年にかけて菊花賞や天皇賞の春秋連覇、有馬記念、ジャパンカップなどGⅠを7勝した名馬で、馬主は演歌歌手の北島三郎として大きな話題を集めた。管理したのは栗東の清水久詞調教師である。父はブラックタイドで、ディープインパクトの全兄にあたる血統。キタサンブラックは引退後に種牡馬となり、イクイノックスなどの活躍馬を輩出して父としても成功を収めた。清水にとっても厩舎の名を一躍高めた代表的な管理馬である。
Q4 : 芝のGⅠを通算9勝した名牝アーモンドアイを管理した調教師は?
アーモンドアイは2018年に牝馬三冠を達成し、その後もジャパンカップや天皇賞などを制して芝GⅠを通算9勝した歴史的名牝。管理したのは美浦所属の国枝栄調教師である。国枝はアパパネでも牝馬三冠を達成した経験があり、牝馬を育てる手腕に定評がある。アーモンドアイは2020年のジャパンカップで当時の三冠馬コントレイルやデアリングタクトを破り、ラストランを勝利で飾った。冷静な管理と的確なローテーションが名牝を支えた。
Q5 : 2020年に無敗のクラシック三冠を達成したコントレイルを管理した調教師は?
コントレイルは2020年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞を無敗で制し、ディープインパクト以来となる無敗の三冠を達成した。管理したのは栗東の矢作芳人調教師である。父は同じく無敗三冠馬のディープインパクトで、親子二代での無敗三冠は史上初の快挙だった。矢作はリスグラシューやパンサラッサなど数多くの活躍馬を手がけ、海外遠征にも積極的なことで知られる。コントレイルは引退レースのジャパンカップを勝利で飾り、有終の美を飾った。
Q6 : 2007年に牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制したウオッカを管理した調教師は?
ウオッカは2007年の日本ダービーを制し、クリフジ以来64年ぶりとなる牝馬のダービー制覇を成し遂げた。管理したのは栗東の角居勝彦調教師である。角居はシーザリオでアメリカンオークスを制するなど海外でも実績を残し、デルタブルースでメルボルンカップを勝つなど国際的な手腕で知られた。ウオッカはその後も天皇賞やジャパンカップ、安田記念などGⅠを通算7勝し、牝馬の枠を超えた強さで競馬ファンを魅了した名牝である。
Q7 : 個性派の人気馬ゴールドシップを管理した調教師は?
ゴールドシップは2012年の皐月賞や菊花賞、有馬記念、宝塚記念の連覇などGⅠを6勝した個性派の名馬。管理したのは栗東の須貝尚介調教師である。気性が荒くレースぶりにムラがある一方で、はまった時の末脚は圧巻で多くのファンを魅了した。父はオルフェーヴルと同じステイゴールド。須貝はジャスタウェイも管理し、2014年にはドバイデューティーフリーを圧勝させて世界ランキング一位に導くなど、名伯楽として知られている。
Q8 : 名馬モーリスやドゥラメンテを管理した調教師は?
モーリスは2015年から2016年にかけて安田記念や天皇賞・秋、香港の国際GⅠなどを制した名マイラー兼中距離馬で、ドゥラメンテは2015年の皐月賞と日本ダービーを制した二冠馬。両馬を管理したのは美浦の堀宣行調教師である。堀は厩舎運営に近代的な調教理論を取り入れ、海外遠征でも結果を残すことで知られる。ヴィクトワールピサでドバイワールドカップを勝つなど国際舞台での実績も豊富で、現代日本競馬を代表する調教師の一人である。
Q9 : ディープインパクトを管理し、2005年に無敗のクラシック三冠へ導いた調教師は誰か?
ディープインパクトは2005年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制し、無敗でクラシック三冠を達成した名馬。管理したのは栗東所属の池江泰郎調教師である。父サンデーサイレンス譲りの圧倒的な瞬発力で日本競馬を席巻し、通算十四戦十二勝という成績を残した。なお息子の池江泰寿も調教師として活躍しており、オルフェーヴルの三冠を手がけている。父と息子でそれぞれ三冠馬を管理した点は競馬史でも珍しく、両者を混同しやすいので注意したい。
Q10 : 2011年に皐月賞・日本ダービー・菊花賞を制した三冠馬オルフェーヴルを管理した調教師は?
オルフェーヴルは2011年に牡馬クラシック三冠を達成した名馬で、管理したのは栗東の池江泰寿調教師である。父はステイゴールドで、気性の激しさと爆発的な末脚が魅力だった。引退レースの有馬記念を圧勝し、凱旋門賞でも二年連続二着と好走するなど世界でも実力を示した。池江泰寿の父である泰郎はディープインパクトを管理しており、親子で三冠馬を送り出した数少ない例として知られている。
まとめ
いかがでしたか? 今回は調教師クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は調教師クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。