スケートボードの走りを足元から支える「ウィール」。硬さや大きさ、素材のちがいで、スピードも乗り心地もガラリと変わるのをご存じですか。ストリート向きとクルージング向き、選び方ひとつで楽しみ方が広がる奥深いパーツです。そんなウィールの基礎知識を、全10問のクイズでチェックしてみましょう。何問正解できるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : ウィールの中心部に取り付けられ、回転を滑らかにする部品はどれ?
ウィールの中心の穴には「ベアリング」が取り付けられており、これが軸の周りでウィールを滑らかに回転させる役割を担います。1つのウィールにつき通常2個のベアリングが入り、スケートボード1台で合計8個使われます。ベアリングの精度はABECなどの規格で示されることもあります。デッキは足を乗せる板、トラックはウィールとデッキをつなぐ金属部品、グリップテープはデッキ表面の滑り止めであり、いずれも回転を担う部品ではないため誤りです。
Q2 : 柔らかいウィールの特徴として正しいのはどれ?
柔らかいウィール(デュロメーターの数値が小さいもの)は、「路面の衝撃を吸収しやすい」のが大きな特徴です。アスファルトのザラつきや小さな段差の振動をやわらげてくれるため、乗り心地がよく、ザラついた路面でもグリップが効いて安定します。そのため街乗りやクルージングに向いています。一方で柔らかいぶん摩耗は進みやすく、滑らかな路面でのスピードでは硬いウィールに劣ります。「摩耗しない」「重量ゼロ」「必ず最速」はいずれも事実に反するため誤りです。
Q3 : 1970年代にスケートボードのウィールがクレイ(粘土)製などから何製に変わり、性能と安全性が大きく向上した?
1970年代初頭、それまで主流だったクレイ(粘土)製や金属製のウィールに代わって「ポリウレタン(ウレタン)」製ウィールが登場し、スケートボードの性能と安全性が飛躍的に向上しました。ポリウレタンは適度な弾力でグリップが高く、路面の衝撃を吸収するため、滑りにくく転びにくくなったのです。この素材の普及がスケートボードブームを後押ししたとされています。スチールやガラス、セラミックはウィール本体の素材としては使われておらず、現在もウレタン製が主流です。
Q4 : 直径が大きいウィールの一般的な特徴として正しいのはどれ?
ウィールは直径が大きいほど一回転で進む距離が長くなるため、「最高速度が出やすく」、段差やひび割れなどの障害物も乗り越えやすくなります。そのためクルーザーやロングボードなど、長い距離を快適に走る用途で大径ウィールが選ばれます。一方で大径ウィールは重くなりがちで、漕ぎ出しの加速はゆるやかです。逆に小径ウィールは軽く反応がよくトリックに向きます。よって「加速が最も速い」「必ず軽い」「トリック向き」は小径ウィールの特徴であり誤りです。
Q5 : 主にストリートスケートで使われるウィールの傾向として正しいのはどれ?
ストリートスケートでは段差や手すりを使ったトリックが中心になるため、「小径で硬い」ウィールが好まれます。小径ウィールは軽く反応が速いため板の取り回しがしやすく、硬いウィールは滑らかな路面でのスライドやスピードに優れます。一般的に直径50〜54mm前後、硬さ99A〜101A程度が定番とされています。大径で柔らかいウィールは街乗りやクルージング向きであり、鉄製や木製のウィールは現在のスケートボードでは使われていないため誤りです。
Q6 : 段差の少ない道での街乗り(クルージング)に向いているウィールはどれ?
街中を快適に流して走るクルージングでは、「大径で柔らかい」ウィールが向いています。柔らかいウィール(78A〜87A程度)は路面のザラつきや小さな段差の衝撃を吸収してくれるため、振動が少なく滑らかに進みます。さらに直径が大きいほど一漕ぎで進む距離が伸び、スピードを維持しやすくなります。小径で硬いウィールはトリック向き、極端に小さいウィールは速度が出にくく、鉄製ウィールは現在使われていないため、クルージングには適しません。
Q7 : 現在のスケートボードのウィールに最も広く使われている主な素材はどれ?
現代のスケートボードのウィールはほぼすべてが「ポリウレタン(ウレタン)」で作られています。ポリウレタンは適度な弾力と耐摩耗性をあわせ持ち、グリップとスピードのバランスに優れているため、硬さを変えることで用途に合わせた性能を出せるのが特徴です。古い時代には金属製や粘土(クレイ)製のウィールも使われていましたが、グリップや乗り心地が悪く危険でした。ゴムや木材は耐久性や走行性能の面で現在のウィール素材としては使われていません。
Q8 : スケートボードのウィールの直径(サイズ)を表すときに一般的に使われる単位はどれ?
スケートボードのウィールの大きさは直径で表され、その単位には「ミリメートル(mm)」が使われます。ストリート向けでは50mm前後の小径、クルーザーやロングボードでは60mm以上の大径など、用途によってサイズが選ばれます。直径が大きいほど最高速度が出やすく段差を越えやすい一方、加速はゆるやかになります。インチはデッキの幅やタイヤなどで使われる単位、フィートやヤードは長さの単位であり、ウィールの直径表記には用いられません。
Q9 : 硬さを表す「デュロメーターA」の数値が大きいほど、ウィールはどうなる?
デュロメーターAスケールでは、数値が大きいほどウィールが「硬い」ことを意味します。たとえば99Aや101Aは硬めのウィールで、滑らかな路面ではスピードが出やすく、トリックやスライドがしやすいためストリートスケートに好まれます。逆に78A〜87Aなどの数値が小さいウィールは柔らかく、路面の衝撃を吸収してザラついた地面でもグリップしやすいため、街乗り(クルージング)向きです。数値は重さやサイズではなく、あくまで硬さの指標である点に注意しましょう。
Q10 : スケートボードのウィールの「硬さ」を表す単位はどれ?
スケートボードやインラインスケートのウィールの硬さは「デュロメーター(硬度計)」という単位で表され、一般的にはAスケールが用いられます。たとえば「99A」「101A」のように数値の後にAを付けて表記し、数値が大きいほど硬く、小さいほど柔らかいウィールであることを意味します。硬いウィールは滑らかな路面でスピードが出やすく、柔らかいウィールは衝撃を吸収して乗り心地が良くなります。ミリメートルは直径、ベアリングはウィール内部で回転を助ける部品を指すため、硬さの単位としては当てはまりません。
まとめ
いかがでしたか? 今回はウィールクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はウィールクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。