日本国内で作られる茶筅のうち、生産量の9割以上を占めるとされる産地はどこか。
奈良県生駒市の高山地区は「高山茶筅」の産地として知られ、日本国内で流通する茶筅の生産量の9割以上を占めるとされている。宇治や静岡は茶の産地として広く知られているが、茶筅づくりに関しては高山地区が中心的な役割を担ってきた。高山茶筅は古くから伝わる製法を受け継ぎ、現在も多くの工程が職人の手作業によって行われており、地域を代表する伝統的工芸品として国からも指定を受けるなど高く評価されている。生産量の多さから、日本各地の茶道具店で扱われる茶筅の多くはこの産地で作られたものとされる。