北海道の民謡「江差追分」の元になったとされる、信州の宿場町で生まれた馬子唄は何と呼ばれるか。
江差追分は北海道江差町に伝わる民謡で、日本三大民謡の一つとして名高い。信州の中山道・追分宿で生まれた馬子唄「追分節」が、北前船の船乗りや漁師たちを通じて北海道に伝えられ、ニシン漁で栄えた江差の地で独自の節回しに発展したものとされている。前奏に用いられる尺八の音と、伸びやかで技巧的な歌声が大きな特徴で、毎年行われる全国大会には多くの歌い手が参加する。木曽節、小諸馬子唄、安曇節はいずれも長野県に伝わる別の民謡である。