ミニマル・ミュージックの特徴として正しいものはどれか
ミニマル・ミュージックは、1960年代のアメリカで生まれた音楽で、短い音型を反復しながら、ごく少しずつ変化させることで時間の感覚をゆっくり変えていくことが特徴です。スティーヴ・ライヒは『ピアノ・フェイズ』(1967年)で、2台のピアノが同じ音型をわずかに速さを違えて演奏し、位相がずれていく技法を確立しました。フィリップ・グラスやテリー・ライリーも、この流れの中心的な作曲家です。音列を厳格に配列する十二音技法や、偶然性に任せる不確定性の音楽は、ミニマル・ミュージックとは異なる方向性の現代音楽です。反復と微細な変化という単純な構造から、豊かな響きが生まれる点が魅力です。