アクリル絵具の乾燥について正しい記述はどれか。
アクリル絵具は水を溶剤とし、水分が蒸発するとともにアクリル樹脂が硬化して塗膜を形成するため、油絵具に比べて乾燥が非常に速いことが大きな特徴である。薄塗りであれば数十分から数時間程度で表面が乾き、次の工程に進める。一方、油絵具は乾性油が空気中の酸素と反応して酸化重合することで硬化するため、完全に乾くまでに数日から数週間、厚塗りの場合は数ヶ月以上かかることもある。この乾燥速度の違いは制作スピードや技法選択に大きく影響し、アクリル画では速乾性を活かした重ね塗りやコラージュ的な表現がしやすい。