バロック美術は動きや感情を誇張し、斜線や曲線を多用した構図を好む傾向がありますが、このバロック様式の直前に栄えた、均整と調和を重視する美術様式を何と呼ぶでしょう。
ルネサンスは14世紀から16世紀にかけてイタリアを中心に栄えた美術・文化運動で、古代ギリシャ・ローマの古典文化を理想としながら、均整の取れた構図や静的で調和のとれた表現を重視しました。これに続く17世紀のバロック美術は、ルネサンスの静謐な秩序に対し、斜線や曲線を多用した動きのある構図、強い明暗対比、誇張された感情表現を特徴としており、両時代の様式の違いは美術史を学ぶ上で基本的な比較対象とされています。