オリンピックの花形種目である5000mや10000m、正月の風物詩・箱根駅伝、そして人類が挑み続けてきたマラソンの2時間の壁。長距離走には、選手たちのドラマと歴史、そして奥深いトレーニング理論が詰まっています。今回は陸上長距離にまつわる雑学を10問のクイズにまとめました。あなたは何問正解できるでしょうか?さっそく挑戦してみてください。
Q1 : 長距離走において一般的に「LSD」とは何の略か?
LSDは「Long Slow Distance(ロング・スロー・ディスタンス)」の略で、ゆっくりとしたペースで長い距離を走るトレーニング方法です。心肺機能の向上、毛細血管の発達、脂肪燃焼能力の向上を目的とし、最大心拍数の60〜75%程度の強度で60分以上走ります。1960年代にアメリカのジョー・ヘンダーソンが提唱し、市民ランナーから一流選手まで広く取り入れられている基本トレーニングです。
Q2 : 日本人男子で初めてマラソンの日本記録を2時間5分台で走った選手は誰か?
大迫傑選手が2018年シカゴマラソンで2時間5分50秒の日本記録を樹立し、日本人として初めて2時間5分台に突入しました。その後2020年東京マラソンで2時間5分29秒に自己記録を更新。その記録は2021年に鈴木健吾選手が2時間4分56秒で更新するまで日本記録でした。設楽悠太は2018年東京マラソンで2時間6分11秒の当時の日本記録を出しています。
Q3 : 「ケニアの長距離選手」が世界的に強い理由として最も関連が深いとされるのは?
ケニアの長距離選手が強い最大の要因は、リフトバレー地方など標高2000m以上の高地での生活環境にあります。高地では酸素濃度が低いため、日常生活で自然と心肺機能と酸素運搬能力が鍛えられます。特にイテンという町は「ランナーの聖地」と呼ばれ、多くのトップ選手を輩出。ウガリ(とうもろこし粉の主食)中心の食生活、長距離通学習慣、強いコミュニティ文化なども複合的に影響しています。
Q4 : トラック競技の10000mは何周走るか?
陸上競技場のトラック1周は400mが標準のため、10000m(10km)は25周走ります。世界記録は男子がウガンダのジョシュア・チェプテゲイが2020年に出した26分11秒00、女子はエチオピアのレテセンベト・ギデイが2021年に出した29分01秒03です。長時間にわたる持久力と終盤のスパート力が求められる過酷な種目で、オリンピックや世界陸上の花形種目の一つです。
Q5 : フルマラソンで男子が初めて2時間の壁を破った非公式記録を出した選手は誰か?
ケニアのエリウド・キプチョゲが2019年10月12日にオーストリア・ウィーンで開催された特別企画「INEOS 1:59 Challenge」で、1時間59分40秒2を記録し人類史上初めてフルマラソンの2時間の壁を破りました。ただしペースメーカーの交代制使用などにより公式記録としては認められていません。彼の公式世界記録は2022年ベルリンマラソンの2時間1分9秒でした。
Q6 : 男子5000mの世界記録保持者は2026年時点で誰か?
ウガンダのジョシュア・チェプテゲイが2020年8月14日にモナコで12分35秒36の世界記録を樹立し、エチオピアのケネニサ・ベケレが持っていた12分37秒35の記録を更新しました。チェプテゲイは同年10月には10000mでも世界記録を更新しており、長距離界の第一人者となっています。キプチョゲはマラソンの第一人者です。
Q7 : 駅伝発祥の国はどこか?
駅伝は日本発祥のスポーツで、1917年(大正6年)に「東海道五十三次駅伝徒歩競走」として京都・三条大橋から東京・上野不忍池までの約508kmで開催されたのが始まりです。江戸時代の宿場制度「駅伝制」が名前の由来で、現在では箱根駅伝やニューイヤー駅伝など多くの大会が開催され、海外にも「Ekiden」として広まっています。
Q8 : 箱根駅伝の正式名称は何か?
箱根駅伝の正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」で、1920年(大正9年)に第1回大会が開催されました。関東学生陸上競技連盟が主催し、毎年1月2日と3日に東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往路と復路を10区間・217.1kmで競います。読売新聞社が共催し、日本テレビが完全生中継する正月の風物詩として知られています。
Q9 : マラソンの距離42.195kmが正式に定められたのはどの大会から?
マラソンの距離は1908年ロンドン大会で初めて42.195kmが採用されましたが、これが正式な国際標準距離として国際陸上競技連盟(IAAF)に定められたのは1924年パリ大会からです。それまでの大会では距離がまちまちで、ロンドン大会ではウィンザー城からホワイトシティ競技場までの距離が42.195kmだったことに由来します。
Q10 : オリンピックの陸上競技で「長距離走」に分類される種目はどれか?
陸上競技において長距離走とは一般的に3000m以上の種目を指し、5000mと10000mが代表的な長距離種目です。100mと400mは短距離走、走幅跳は跳躍種目に分類されます。マラソン(42.195km)も長距離走の一種ですが、ロードレースとして区別されることもあります。オリンピックでは男女ともに5000mと10000mが正式種目として実施されています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は長距離走クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は長距離走クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。