バスドラムは、ドラムセットの一番低い音を受け持ち、曲のリズムを足元からしっかり支える大切な存在です。ペダルの仕組みや大きさ、ドラム譜での書き方、ロックの基本ビートでの使われ方、そして歴史まで、意外と知られていない話がたくさんあります。この記事では、そんなバスドラムにまつわる10問のクイズを用意しました。ドラム経験者はもちろん、音楽好きの方や初心者の方も、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
Q1 : ロックの基本的な8ビートで、バスドラムが鳴らされることが多い拍はどれ?
ロックの基本的な8ビートでは、バスドラムを1拍目と3拍目に、スネアドラムを2拍目と4拍目に置くのが定番のパターンです。ハイハットは8分音符で刻みます。バスドラムが拍の頭で低音を鳴らして土台を作り、スネアが2・4拍目のバックビートで強いアクセントを付けることで、ノリの良いリズムが生まれます。実際の曲では、この基本形にバスドラムを追加した変化形もよく使われます。
Q2 : 一般的なドラム譜(五線譜)で、バスドラムが書かれる位置はどこ?
一般的なドラム譜では、バスドラムは五線の一番下のスペース(第1間)に書かれるのが標準的な表記です。スネアドラムは第3間、ハイハットは五線の上に×印の音符で書かれることが多く、低い音の楽器ほど下に、高い音の楽器ほど上に書く配置になっています。この配置のおかげで、ドラム譜は音の高さのイメージと位置が対応し、初心者でも直感的に読みやすくなっています。
Q3 : 1900年代初頭に量産型のバスドラム用ペダルを世に出し、ドラムセットの普及に貢献した、ドラムメーカー「ラディック」の創業者は誰?
ウィリアム・F・ラディックは、兄のセオボルドとともに1909年にラディック&ラディック社を設立し、量産型のバスドラム用ペダルを発売したことで知られています。このペダルにより、1人のドラマーがバスドラムを足で鳴らしながら、両手でスネアドラムやシンバルなどを演奏できるようになり、現在のドラムセットの形が広まる大きなきっかけとなりました。ほかの選択肢は、いずれも有名なジャズドラマーです。
Q4 : 2台のバスドラムを使うセットアップを考案したとされる、アメリカのジャズドラマーは誰?
ルイ・ベルソン(1924〜2009)は、アメリカのジャズドラマーで、2台のバスドラムを使うダブルバスドラムのセットアップを考案した人物として広く知られています。のちにデューク・エリントン楽団などでも活躍しました。この発想は後にロックやメタルのドラマーにも受け継がれ、ツインペダルが普及するまでは、速い足のフレーズを叩くための代表的な方法でした。リンゴ・スターやジョン・ボーナムは、基本的に1台のバスドラムでの演奏で知られています。
Q5 : 楽器の分類(ホルンボステル=ザックス分類)で、バスドラムはどれに当てはまる?
バスドラムは、張った膜(ヘッド)を叩いて音を出す打楽器なので、膜鳴楽器に分類されます。ホルンボステル=ザックス分類では、スネアドラムやティンパニ、和太鼓なども同じ膜鳴楽器の仲間です。体鳴楽器は木琴やシンバルのように楽器本体が振動して鳴るもの、弦鳴楽器はギターやピアノのように弦が振動するもの、気鳴楽器はフルートやトランペットのように空気の振動で鳴るものを指します。
Q6 : バスドラムの共鳴側のヘッドに開けられていることがある「ポートホール」の主な役割は何?
ポートホールとは、バスドラムの共鳴側(フロント)ヘッドに開けられた丸い穴のことです。この穴からマイクを内部に差し込みやすくなり、録音やライブでの音作りがしやすくなります。また、内部の空気が外へ抜けることで余韻が短くなり、アタックがはっきりした音に調整できる効果もあります。穴の大きさや位置によって音の響きが変わるため、ドラマーやエンジニアが好みに合わせて選びます。
Q7 : 1台のバスドラムに2つのビーターを取り付け、左右の足で連打しやすくした機材を何という?
ツインペダルは、1台のバスドラムに対して2つのビーターを動かせるようにした機材で、左右の足でそれぞれペダルを踏むことで素早い連打が可能になります。バスドラムを2台並べるダブルバスに比べて場所を取らず、持ち運びもしやすいため、ハードロックやメタルなどの速いフレーズを演奏するドラマーに広く使われています。ほかの選択肢はドラムの正式な機材名や奏法名としては一般的ではありません。
Q8 : ロックやポップスで最も一般的とされるバスドラムの直径は、約何インチ?
ロックやポップスの標準的なドラムセットでは、直径22インチ(約56cm)のバスドラムが最も一般的なサイズとされています。深みと迫力のある低音が出せるため、バンドサウンドの土台として広く使われています。18インチ前後の小さめのサイズは、ジャズや小規模なセットで好まれることがあります。10インチや14インチはバスドラムとしては小さすぎ、主にタムやスネアドラムなどで使われるサイズです。
Q9 : ドラムセットのバスドラムは、英語圏でよく何と呼ばれる?
バスドラムは英語圏では「キックドラム」や単に「キック」と呼ばれることが多く、足でペダルを踏んで蹴るように鳴らすことが名前の由来とされています。ドラムセットの中で最も低い音を出し、曲のリズムの土台を支える役割を担います。スネアドラムは乾いた高めの音を出す小太鼓、フロアタムは床に置く大きめのタム、ティンパニは音程を変えられるオーケストラの打楽器で、いずれも別の楽器です。
Q10 : バスドラムを足で鳴らすために使う機材はどれ?
バスドラムを足で鳴らすための機材はキックペダルです。足で踏み込むとチェーンやベルトなどを介してビーターと呼ばれるバチが動き、バスドラムの打面であるヘッドを叩きます。これにより両手をスネアドラムやハイハットなどの演奏に使いながら、足で低音のリズムを刻むことができます。スローンはドラマーが座る椅子、ドラムキーはチューニング用の工具、ハイハットスタンドはハイハットシンバルを支える別の機材です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はバスドラムクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はバスドラムクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。