モノポリーやチェス、囲碁、将棋、カタン、UNOなど、世界中で愛されてきたボードゲームには、意外と知らない歴史や豆知識がたくさん隠れています。誕生の秘話からルールの成り立ち、盤面や道具にまつわる数字まで、ボードゲーム好きなら気になるトリビアを10問集めました。あなたはいくつ正解できるでしょうか。家族や友人と一緒に、気軽な気持ちで挑戦してみてください。
Q1 : 世界的に人気のカードゲーム「UNO」が最初に発売された国はどこか? ドイツ 日本 イギリス アメリカ
UNOは1971年、アメリカ・オハイオ州の理容師マール・ロビンスが自宅で家族と楽しむために考案したカードゲームが原型となっている。当初は身内や友人向けに手作りで販売していたが、後に権利が買い取られて本格的に商品化され、シンプルなルールながら駆け引きの要素が豊富なことから世界中に広まり、現在では数多くの国と言語で親しまれる定番カードゲームの一つとなっている。
Q2 : 英語版の「スクラブル」に含まれる文字タイル(空白タイルを含む)は全部で何枚か? 104枚 98枚 100枚 120枚
英語版スクラブルには合計100枚のタイルが用意されており、その内訳はアルファベット26文字に対応する98枚の文字タイルと、どの文字としても使える2枚のブランク(空白)タイルである。各文字タイルには出現頻度の低い文字ほど高い得点が割り振られており、例えばQやZは10点、頻出するEやAは1点というように、単語作りの難易度と得点バランスが工夫されたルール設計になっている。
Q3 : 世界最古級のボードゲームの一つとされる「バックギャモン」の起源とされる地域はどこか? 古代エジプト 古代メソポタミア(中東) 古代中国 古代ギリシャ
バックギャモンの直接の起源には諸説あるが、その原型は約5000年前の古代メソポタミア(中東)にまで遡るとされ、遺跡から発掘された「ウルのゲーム」と呼ばれる盤双六に似たゲームが最古の祖先の一つと考えられている。その後ペルシャで遊ばれた「ナルド」などを経て、サイコロと駒を使う競走型のゲームとして発展し、現在のバックギャモンの形に近づいていったとされている。
Q4 : 日本で1968年から発売され長年親しまれているボードゲーム「人生ゲーム」を発売している玩具メーカーはどこか? バンダイ エポック社 セガトイズ タカラトミー
「人生ゲーム」はアメリカの「ザ・ゲーム・オブ・ライフ」をもとに、1968年にタカラ(現タカラトミー)から日本版として発売された。ルーレットを回してコマを進め、就職や結婚、事業などのライフイベントを経験しながら人生を疑似体験するすごろく形式のゲームで、時代に合わせて何度もリニューアル版が発売されており、日本の家庭用ボードゲームを代表するロングセラー商品の一つとなっている。
Q5 : 定番のクイズ形式ボードゲーム「トリビアルパースート」が誕生した国はどこか? カナダ アメリカ イギリス フランス
トリビアルパースートは1979年、カナダのモントリオールで新聞記者だったクリス・ヘイニーとスコット・アボットらによって考案された。新聞のクロスワードパズル用のピースが1つ足りないという些細な出来事がきっかけで誕生したと言われており、発売後は世界中で大ヒットし、雑学クイズ形式のボードゲームというジャンルを広く定着させた作品として知られている。
Q6 : 将棋には、西洋のチェスには見られない特徴的なルールがある。それはどのようなルールか? 盤面が正方形でない 駒を裏返すことができない 王を複数個使用する 取った相手の駒を自分の持ち駒として使える
将棋最大の特徴は「持ち駒」のルールで、相手から取った駒を自分の駒として盤上に打つ(再利用する)ことができる。チェスでは取られた駒はそのまま盤外に除外され二度と使われないが、将棋では敵味方の区別なく駒を使い回せるため、終盤になるほど攻めの選択肢が増え、逆転劇が生まれやすいという戦略的な奥深さにつながっている。この持ち駒ルールは将棋を世界の類似ボードゲームの中でも独自性の高いものにしている要素である。
Q7 : ボードゲーム「カタンの開拓者たち」において、各タイルから資源が産出される条件は何によって決まるか? 山札からカードを1枚引く プレイヤー同士でじゃんけんをする 2つのサイコロの出目の合計 コマを進めたマスの数
カタンでは毎ターン、手番のプレイヤーが6面体のサイコロを2つ振り、その出目の合計(2から12)に対応する数字が書かれたタイルに隣接する開拓地や都市を持つプレイヤーに資源が配られる。なお合計が7になった場合は資源は産出されず、代わりに「盗賊」コマを動かして他プレイヤーの資源を奪ったり生産を妨害したりできる特殊な処理が発生する点も、このゲームの駆け引きの重要な要素となっている。
Q8 : チェスの盤面は8マス×8マスの正方形になっているが、マスの数は合計いくつか? 64 49 81 100
チェスの盤面は縦8マス、横8マスのグリッドで構成されており、8×8=64マスとなる。これは黒と白(または明暗2色)のマスが交互に並ぶチェッカーボード模様になっており、各プレイヤーは自分の陣地側の2列にあたる16マスに駒を配置してゲームを開始する。同じ64マスの盤面はチェッカーやオセロなど他の伝統的なボードゲームでも採用されており、正方形グリッド型ボードゲームの基本形として広く使われている構成である。
Q9 : 囲碁で用いられる標準的な碁盤は、縦横それぞれ何本の線で構成されているか? 13本 19本 15本 17本
正式な対局で使われる標準的な碁盤は縦横19本ずつの線で構成されており、その交点は合計361ある。この361の交点すべてが石を置ける場所となる。初心者向けや短時間で対局を楽しみたい場合には、線の数を減らした13路盤(13本)や9路盤(9本)も使われるが、プロの公式戦や段位認定などで基準とされるのは19路盤であり、これが囲碁における標準サイズとされている。
Q10 : 世界的に有名なボードゲーム「モノポリー」は、実は別の名前のゲームがベースになっている。そのゲームの名前は? ザ・ゲーム・オブ・ライフ リスク ザ・ランドローズゲーム スクラブル
モノポリーの原型は1903年にアメリカの発明家エリザベス・マギーが考案した「ザ・ランドローズゲーム(地主ゲーム)」である。これは土地の独占がもたらす弊害を伝える教育目的のゲームだったが、後にチャールズ・ダロウが独自にルールを整理して「モノポリー」と名付け、1935年にパーカー・ブラザーズ社から発売されて世界的な大ヒットとなった。皮肉にも、独占の害を訴えるゲームが独占をテーマにした人気ゲームへと姿を変えた点は興味深いエピソードとして知られている。
Q11 : 次のうち、純粋なデッキ構築ゲーム(ゲームの中心にデッキ構築がある)の例はどれか? ドミニオン プエルトリコ パワーグリッド カルカソンヌ
純粋なデッキ構築ゲームの代表例はドミニオンです。本作はプレイヤーが共通の供給からカードを購入して自らの山札を構築し、そのデッキの循環によって行動力や得点を得ていくことがゲームの中心にあります。他の選択肢はそれぞれ積荷管理やタイル配置、リソース競争など別の核となるメカニクスを持っており、デッキ構築が主軸となっているのはドミニオンが典型です。
Q12 : 『フォービドゥン・アイランド(Forbidden Island)』が初版で発表された年はいつか? 2008年 2010年 2012年 2014年
フォービドゥン・アイランド(Forbidden Island)はマット・リーコック(Matt Leacock)による協力ゲームで、2010年にGamewrightから初版が発表されました。プレイヤーは沈みつつある島から4つの宝物を回収して脱出することを目指します。ルールはパンデミックより軽めでファミリー向けですが、協力と危機管理の要素は明快で、発表後はフォービドゥン・デザートなどの関連作も生まれています。"
Q13 : 『チケット・トゥ・ライド(Ticket to Ride)』のデザイナーは誰か? アラン・R・ムーン リチャード・ガーフィールド クラウス・テウバー ウヴェ・ローゼンベルク
チケット・トゥ・ライド(Ticket to Ride)はアラン・R・ムーン(Alan R. Moon)によってデザインされ、2004年にDays of Wonderから発売されました。プレイヤーは鉄道ルートを完成させるために列車カードを集め、目的地カードに示された都市間を結ぶように路線を敷設して得点を稼ぐというシンプルで奥深い設計が人気を呼び、家族ゲームとしても高く評価され世界的なベストセラーになりました。
Q14 : デッキ構築(deck-building)メカニクスを初めて広く普及させたことで知られるボードゲームはどれか? プエルトリコ ドミニオン パワーグリッド カルカソンヌ
ドミニオン(Dominion)はドナルド・X・ヴァッカリーノ(Donald X. Vaccarino)によってデザインされ、2008年にRio Grande Gamesから英語版が出た作品で、いわゆるデッキ構築(deck‑building)を中心メカニクスとして広く普及させた先駆的タイトルです。プレイヤーは共有のカード群から購入して自身のデッキを強化し、カードの組み合わせを最適化して勝利点を獲得します。この手法は以後多数のゲームに採用され、ジャンルとして確立されました。
Q15 : 『アグリコラ』の基本ゲームで、各プレイヤーがゲーム開始時に持っている家族人員(家族駒)の数は? 1人 3人 2人 4人
アグリコラ(Agricola、ウヴェ・ローゼンベルク作)の基本ゲームでは、各プレイヤーはゲーム開始時に家族人員(家族駒)を2人持ってスタートします。ラウンドを重ねることで職業や進歩カード、家の改築などで家族を増やすことができ、食料の確保や作物・畜産の管理が求められます。ゲームの食料供給やアクション選択は家族の数に大きく依存するため、初期の2人という設定が戦略に影響します。
Q16 : ボードゲーム『Scythe』の英語版の主要な出版社は次のうちどれか? ファンタジー・フライト・ゲームズ デイズ・オブ・ワンダー リオ・グランデ・ゲームズ ストーンメイヤー・ゲームズ
Scytheはジェイミー・ストーンメイヤー(Jamey Stegmaier)が設立したストーンメイヤー・ゲームズ(Stonemaier Games)から主に出版されたゲームです。2016年にKickstarterを通じて大きな支援を集めた後、Stonemaierから広く流通しました。ゲームは第一次世界大戦後のような架空の東欧を舞台に機械(メック)や資源管理、領地確保を組み合わせた重厚な戦略ゲームで、美麗なアートと独自のシステムで知られます。
Q17 : カルカソンヌのデザイナーは次のうち誰か? クラウス=ユルゲン・ヴレーデ ライナー・クニツィア ウヴェ・ローゼンベルク アントワーヌ・ボザ
カルカソンヌ(Carcassonne)はタイル配置型のボードゲームで、ドイツのデザイナー、クラウス=ユルゲン・ヴレーデ(Klaus‑Jürgen Wrede)がデザインしました。2000年にHans im Glück(ドイツ)から発売され、その後多言語版や多数の拡張が出ています。ゲームは道や都市、草地にタイルを配置して自分のミープル(人形)を置き得点を競うもので、シンプルながら戦略性と拡張性の高さで人気を博しています。ヴレーデはこの作品で国際的な成功を収め、以降もいくつかの作品が発表されています。
Q18 : ボードゲーム『パンデミック』のデザイナーは誰か? ライナー・クニツィア マット・リーコック クラウス・テウバー ブルーノ・カタラ
パンデミック(Pandemic)はアメリカのゲームデザイナー、マット・リーコック(Matt Leacock)によってデザインされ、2008年にZ-Man Gamesから英語版が発売されました。本作は協力型ゲームの代表作の一つで、プレイヤーは役割カードに基づき協力して世界中に広がる疫病を抑え込むことを目指します。プレイヤー間の役割分担や治療・予防の戦略、イベントカードの活用などが勝敗を分け、以降多くの協力ゲームに影響を与えました。
Q19 : 『カタン』の基本ルールで勝利に必要な勝利点はいくつか? 8点 9点 10点 11点
『カタンの開拓者たち(The Settlers of Catan)』の標準ルールでは、勝利に必要な勝利点は10点です。集落(1点)や都市(2点)、道路最長や発展カードによる追加点などを組み合わせて合計10点に達すると勝利となります。拡張やバリアントでは必要得点が変わることがありますが、基礎セットの目標は10点であり、それを目指して資源の交渉や交換、都市化を進めます。
Q20 : 『7 Wonders(7つの不思議)』に含まれないゲームメカニクスはどれか? カードドラフト 同時プレイ 科学シンボルのセット収集 ワーカープレイスメント
7 Wondersはアントワーヌ・ボザによるカードドラフトを核としたゲームで、各ラウンドにプレイヤーが手札から1枚選んで左へ渡すドラフト方式、全員が同時に進行する同時プレイ要素、そして科学シンボルを集めて得点化するシステムが特徴です。しかしワーカープレイスメント(労働者をアクション場に配置してアクションを獲得するタイプ)は本作には含まれておらず、プレイヤーはカード選択と建造の効率性で勝敗を競います。