子どもの頃、誰もが一度は手にしたことのあるクレヨン。色とりどりの箱を開けるワクワク感は、大人になっても忘れられませんよね。でも、その主成分や日本での歴史、意外な技法について、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。今回はそんな身近な画材・クレヨンにまつわる豆知識を、全10問のクイズ形式でお届けします。ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : クレヨンの色が紙によく定着する理由は何?
クレヨンは紙に強く擦りつけることで生じる摩擦熱によってワックス成分が少し溶け、紙の表面に付着します。固形のままでは色が乗らず、力を加えることで初めて発色する仕組みです。このため、クレヨンの描き味は紙の質感や筆圧によって変わり、ザラザラした紙ほど色がよく乗る性質があります。
Q2 : 水で溶けるクレヨンを何という?
水彩クレヨン(アクアレルクレヨン)は、描いた後に水を含ませた筆でなぞると水彩画のように溶けて広がる特殊なクレヨンです。クレヨンの線描きと水彩画の両方の表現が楽しめるため、美術教育や本格的な絵画制作にも使われます。ファーバーカステルやカランダッシュなど海外メーカーの製品が有名です。
Q3 : 一般的なクレヨンの12色セットに含まれていない色は次のうちどれ?
一般的なクレヨンの12色セットには、赤・橙・黄・黄緑・緑・水色・青・紫・桃・茶・黒・白などの基本色が含まれます。金色や銀色はメタリックカラーで、12色セットには通常含まれず、16色や24色以上のセットに入っていることが多いです。基本セットは色の三原色とその中間色を中心に構成されています。
Q4 : クレヨンを使った絵で、上から削ると下の色が現れる技法を何という?
スクラッチ技法(ひっかき絵)は、クレヨンで複数の色を塗り重ね、その上を黒などで覆ってから先の尖ったもので削り、下の色を出す技法です。スクラッチアートとも呼ばれ、子どもの図工や美術教育でよく用いられます。意外な色の組み合わせが現れる楽しさがあり、版画的な表現も可能な人気の技法です。
Q5 : クレヨンが折れにくいように作られている理由として正しいのは?
クレヨンの折れにくさはワックス(ロウ)の配合バランスによって決まります。硬すぎず柔らかすぎないように複数のワックスを組み合わせて配合されています。子ども向けの製品では特に折れにくさが重視され、握る力が強くても折れにくいよう改良されています。紙巻きは手を汚さないためのもので、強度のためではありません。
Q6 : 日本で「クレパス」を開発・販売している会社はどこ?
クレパスは1925年(大正14年)にサクラクレパス(当時の桜商会)が開発した画材で、「クレパス」は同社の登録商標です。佐武林蔵らによって、クレヨンの線描性とパステルの面塗り性を兼ね備えた画材として誕生しました。現在も日本の学校教育で広く使われており、サクラクレパスを代表する商品となっています。
Q7 : クレヨンの語源となった「craie」とはフランス語で何という意味?
クレヨンの語源はフランス語の「crayon」で、その元になった「craie」はチョークや白亜を意味します。元々は石灰質の白い筆記具を指していましたが、後に顔料とロウを混ぜた現在のクレヨンの形に発展しました。英語でも鉛筆を「pencil」と呼ぶのに対し、色付きの画材を「crayon」と呼ぶ習慣が残っています。
Q8 : 日本でクレヨンが本格的に普及し始めたのはいつ頃?
日本でクレヨンが普及し始めたのは大正時代です。1917年(大正6年)頃に山本鼎が提唱した自由画教育運動とともに広まりました。それまでの臨画教育に代わり、子どもたちが自由に絵を描くための画材として注目され、学校教育の現場で使われるようになりました。サクラクレパスの前身もこの時代に創業しています。
Q9 : クレヨンとクレパスの違いとして正しいのは?
クレパスはクレヨンよりも柔らかく、混色や重ね塗りがしやすいのが特徴です。クレヨンは硬めで線描きに向いており、クレパスはパステルとクレヨンの長所を組み合わせた画材として1925年にサクラクレパスが開発しました。クレパスという名称は同社の登録商標で、一般名称としてはオイルパステルと呼ばれます。
Q10 : クレヨンの主成分として最も多く使われているものは何?
クレヨンの主成分はパラフィンワックスという石油由来のロウです。これに顔料を混ぜて固めることで、滑らかな描き心地と発色の良さを実現しています。ミツロウを使った蜜蝋クレヨンもありますが、一般的な市販のクレヨンではパラフィンワックスが主流です。安価で大量生産しやすく、適度な硬さに調整できるのが特徴です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はクレヨンクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はクレヨンクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。