ハーフパイプといえば、半円状の巨大な壁を駆け上がり、宙高く舞いながら華麗な回転技を決めるスノーボードやスキーの花形種目。冬季五輪では平野歩夢をはじめ世界のトップ選手が大技をぶつけ合い、私たちを熱狂させてくれます。でも、その歴史やルール、技の名前、コースの構造まで詳しく知っている人は意外と少ないかもしれません。この記事では、そんなハーフパイプにまつわる豆知識を全10問のクイズ形式で出題します。あなたは何問正解できるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 現代のオリンピックで使われるハーフパイプ(スーパーパイプ)の壁の高さはおよそどれくらい?
現在のオリンピックで使われる大型ハーフパイプは「スーパーパイプ」と呼ばれ、壁の高さはおよそ6.7メートル(約22フィート)にもなる。これは2〜3階建ての建物に匹敵する高さで、選手はこの壁を使って数メートルも宙に飛び上がり、高難度の回転技を決める。初期のハーフパイプはこれより低かったが、技の高度化に合わせて大型化が進んだ。約3mや約4mでは現代のトップ競技には小さすぎ、約10mは大きすぎる。
Q2 : 男子ハーフパイプのレジェンド、ショーン・ホワイトの国籍はどこ?
ショーン・ホワイトはアメリカ合衆国出身のスノーボーダーで、男子ハーフパイプの歴史を代表するレジェンドである。トリノ2006、バンクーバー2010、平昌2018で五輪金メダルを3度獲得した。赤毛がトレードマークで「フライング・トマト」の愛称でも親しまれた。スケートボードでも活躍したマルチな選手で、北京2022を最後に競技を引退した。カナダやオーストラリア、イギリスではなくアメリカの選手である。
Q3 : 平野歩夢が北京2022の決勝で成功させた、縦回転を3回含む大技はどれ?
平野歩夢が北京2022の決勝で成功させた大技がトリプルコーク1440である。コークとは斜め軸での宙返り(オフアクシスの縦回転)を指し、トリプルはそれを3回行うことを意味する。1440は水平回転を合わせた総回転角度が1440度=4回転であることを表す。当時、五輪のハーフパイプで成功させた選手はほとんどおらず、この技の成功が金メダルを大きく引き寄せた。ダブルコークは縦回転2回で難度が一段下がる。
Q4 : 女子スノーボードハーフパイプで平昌2018と北京2022を連覇した選手は誰?
女子スノーボードハーフパイプで、平昌2018と北京2022の五輪を連覇したのはアメリカのクロエ・キムである。韓国系アメリカ人の選手で、10代の頃から高い実力を見せ、平昌大会では17歳で金メダルを獲得して大きな話題となった。ケリー・クラークも同種目で長く活躍したアメリカの名選手だが、連覇を達成したのはクロエ・キムである。アンナ・ガッサーはオーストリアの選手で、主にビッグエアなどで知られる。
Q5 : ハーフパイプの一番底にある平らな部分を何と呼ぶ?
ハーフパイプの一番底にある平らな部分をフラットと呼ぶ。選手はこのフラットで加速し、左右に立ち上がる壁(トランジションからバーチカル)を駆け上がって空中へ飛び出す。壁の最上部のエッジはリップ、壁の上に広がる平らな足場はデッキと呼ばれる。各部の名称を理解しておくと、解説で「リップで抜ける」「フラットで構える」といった表現の意味が分かりやすくなる。底の平面部分の呼び名はフラットである。
Q6 : スノーボードの技「1080(テンエイティ)」は何回転を意味する?
スノーボードやスキーの回転技の数字は、空中での回転角度を360で割ると回転数が分かる。1080は1080÷360=3となり、3回転を意味する。同様に540は1回転半、720は2回転、900は2回転半を表す。数字が大きいほど回転数が増え難度が上がる。トップ選手は1440(4回転)などさらに高難度の技を競い合っており、得点を大きく左右する重要な要素となっている。
Q7 : 平野歩夢が男子スノーボードハーフパイプで初の金メダルを獲得した冬季五輪はどれ?
平野歩夢は2022年の北京冬季五輪で、男子スノーボードハーフパイプの金メダルを獲得した。それ以前のソチ2014と平昌2018ではいずれも銀メダルに終わっており、3大会連続のメダル獲得かつ悲願の初優勝となった。決勝では大技トリプルコーク1440を成功させ、世界を驚かせた。バンクーバー2010の時点ではまだ五輪に出場していない。したがって正解は北京2022である。
Q8 : スノーボードのハーフパイプが冬季五輪で初めて正式種目になった大会はどれ?
スノーボードのハーフパイプは、1998年に開催された長野冬季五輪で初めて正式種目として採用された。日本で開かれた大会で新種目としてデビューした点は覚えておきたい。リレハンメル1994ではまだ実施されておらず、ソルトレイク2002やトリノ2006は長野よりも後の大会である。スノーボード自体が五輪に登場したのもこの長野大会からで、ハーフパイプとジャイアントスラロームが行われた。
Q9 : スキーのハーフパイプ(フリースタイルスキー)が冬季五輪の正式種目になった大会はどれ?
スキーのハーフパイプ(フリースタイルスキー)が冬季五輪の正式種目になったのは、2014年のソチ大会である。スノーボードのハーフパイプが1998年の長野から実施されていたのに対し、スキー版はかなり遅れて加わった。バンクーバー2010やトリノ2006ではまだ採用されておらず、平昌2018はソチの次の大会にあたる。同じハーフパイプでもスキーとスノーボードで五輪採用の時期が大きく異なる点がポイントである。
Q10 : ハーフパイプの断面の形は、アルファベットのどの文字に似ている?
ハーフパイプとは、円筒(パイプ)を縦半分に切ったような形状に由来する名称で、断面はアルファベットのUの字に似ている。選手は左右の壁(ウォール)を行き来しながらジャンプや回転技を繰り出す。底の平らな部分をフラット、壁の上端をリップと呼ぶ。V字やL字、W字ではなく、なめらかな曲面を持つU字型であることが、空中へ飛び出すための加速と高さを生み出す鍵となっている。
まとめ
いかがでしたか? 今回はハーフパイプクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はハーフパイプクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。