北の大地から極寒の地まで、「北」にまつわる雑学を集めた全10問のクイズに挑戦しよう。日本最北端の岬や漢字の成り立ち、天文・地理・国際情勢まで、幅広いジャンルから出題する。何問正解できるか、さっそくチャレンジしてみよう。
Q1 : 北緯約23.4度を通り、太陽が真上を通過する最北の緯度線を何というか?
北回帰線は北緯約23.4度を通る緯線で、太陽の光が一年のうちで最も北まで真上(南中高度90度)から差し込む限界の緯度を示している。夏至の日にはこの線上で太陽が真上を通過し、それより北の地域では一年を通して太陽が真上に来ることはない。対をなす南回帰線は南緯約23.4度に位置し、冬至の日に太陽が真上を通過する。北回帰線は台湾やメキシコ、エジプト、サウジアラビアなど多くの国や地域を通過しており、沖縄県の南方に位置する石垣島の近くも通過することで知られている。
Q2 : 北大西洋条約機構の略称として正しいものはどれか?
NATOは「North Atlantic Treaty Organization」の略称で、日本語では「北大西洋条約機構」と訳される。1949年に、アメリカやカナダ、イギリス、フランスなど北米・西ヨーロッパの国々を中心に、旧ソ連を中心とする東側陣営に対抗する集団防衛体制として発足した軍事同盟である。加盟国が武力攻撃を受けた場合、他の全加盟国が共同で対処することを定めた集団的自衛権の考え方が根幹にある。冷戦終結後も存続し、現在は東欧諸国などを含む30カ国以上が加盟する世界最大級の軍事同盟となっている。
Q3 : 北斗七星は何座の一部を構成しているか?
北斗七星は、夜空でひしゃく(柄杓)のような形に見える7つの明るい星の並びで、おおぐま座(大熊座)の腰から尾にあたる部分を構成している。北斗七星自体は星座ではなく「アステリズム」と呼ばれる星の並びの一種だが、目印として非常に有名で、北極星を見つける際の指標としてもよく利用される。北斗七星の先端にある2つの星を結んで延長すると、天の北極付近にあるこぐま座の北極星にたどり着くことができるため、古くから航海や旅の方角を知る手がかりとして重宝されてきた。
Q4 : 一般的に北欧(北ヨーロッパ)5カ国に数えられないのはどの国か?
北欧(北ヨーロッパ)は一般に、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク・アイスランドの5カ国を指すことが多い。これらの国々はNordic諸国とも呼ばれ、高い社会保障制度や教育水準、環境政策への取り組みなどで知られている。一方でオランダは西ヨーロッパに位置する国であり、地理的にも文化的にも北欧諸国とは区別される。オランダは干拓地や風車、チューリップなどで有名だが、北欧5カ国には含まれず、ベネルクス三国の一つに数えられる。
Q5 : 日本の都道府県庁所在地の中で、最も北に位置する都市はどこか?
都道府県庁所在地の中で最も北に位置するのは、北海道の道庁所在地である札幌市である。札幌市は北海道の政治・経済・文化の中心地であり、人口約195万人を擁する日本有数の大都市でもある。冬季には豪雪地帯として知られ、毎年開催される「さっぽろ雪まつり」は国内外から多くの観光客を集める一大イベントとなっている。選択肢にある函館市・旭川市・釧路市もいずれも北海道内の都市だが道庁所在地ではなく、また緯度で見ても札幌市より北にある都道府県庁所在地は他に存在しない。
Q6 : 方位磁針が示す磁北と、地図上の真北とのずれを表す言葉はどれか?
方位磁針のN極が指す方向を「磁北」と呼ぶが、これは地図上で示される北極点方向の「真北」とは必ずしも一致しない。この磁北と真北とのずれの角度を「偏角」または「磁気偏角」と呼び、観測する場所によってずれの大きさや方向(東偏か西偏か)が異なる。これは地球の磁場が地理的な極とは少しずれた位置にある磁極によって作られているために生じる現象で、登山や航海など正確な方角の把握が必要な場面では、地図に記載された偏角の値を考慮して磁針の示す方向を補正する必要がある。
Q7 : 北緯・南緯0度にあたり、地球を北半球と南半球に分ける線を何というか?
赤道は、地球の自転軸に対して垂直に地表を一周する、北緯・南緯ともに0度となる線のことで、地球を北半球と南半球に二分する基準線である。赤道付近は太陽光がほぼ真上から当たるため一年を通して気温が高く、熱帯雨林気候が広がる地域が多い。赤道は南アメリカ大陸のエクアドルやブラジル、アフリカ大陸のケニアやインドネシアなど多くの国を通過しており、各地に赤道を示すモニュメントが建てられている。緯度を測る際の基準点となる、地理学上非常に重要な線である。
Q8 : 日本最北端の地とされる、一般の人が訪れることのできる岬はどこか?
宗谷岬は北海道稚内市に位置し、一般の人が訪れることのできる日本最北端の地点として広く知られている。岬には「日本最北端の地」と刻まれた記念碑が建てられており、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっている。なお、国土地理院が示す日本の最北端は北方領土に含まれる択捉島のカモイワッカ岬であるが、現在は自由に立ち入ることができないため、実質的に到達可能な最北端として宗谷岬が案内板や観光資料で紹介されることが一般的である。天気の良い日にはサハリン(樺太)を望むこともできる。
Q9 : 北極圏などで夏至の前後に太陽が一日中沈まない現象を何というか?
白夜とは、北極圏や南極圏など高緯度の地域で、夏至の前後に太陽が地平線の下に沈みきらず、一日中薄明るい状態が続く現象のことである。地球の地軸が公転面に対して約23.4度傾いているために起こる現象で、緯度が高くなるほど白夜が続く期間も長くなる。逆に冬には太陽が一日中昇らない「極夜」という現象が起こる。北欧やロシア北部、アラスカなどでは夏に白夜を体験できる観光地としても知られており、深夜でも屋外で活動できることから独特の文化や生活習慣が生まれている。
Q10 : 「敗北」という言葉に使われる「北」という漢字は、元々どのような意味を持っていたか?
「北」という漢字はもともと、二人の人が背中合わせに立っている姿を表した象形文字であり、「そむく」「にげる」という意味を持っていた。合戦で敗れた兵士が背を向けて逃げ出す様子から「敗北」という言葉が生まれ、そこから「北」には敗れて逃げるという意味が込められている。後に、この字が方角の「きた」を表す字としても使われるようになったため、元々の「そむく」という意味は「背」という別の漢字に引き継がれることになった。日常的に使う「北」の字にこうした成り立ちがあることはあまり知られていない。
まとめ
いかがでしたか? 今回は北クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は北クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。