リード文のみ:
オーバルコースと聞いて、あなたはどんなレースを思い浮かべますか。アメリカを中心に発展したこの楕円形のサーキットは、時速300キロを超える超高速バトルや、巨大なバンクを駆け上がるマシンの迫力で世界中のファンを魅了してきました。インディ500やNASCARなど、その舞台には数々の伝説とドラマが刻まれています。今回はそんなオーバルコースの世界を、全10問のクイズで深掘りします。あなたは何問正解できるでしょうか。
Q1 : オーバルコースのコーナーに付けられた、すり鉢状の傾斜を何と呼ぶ?
オーバルコースのコーナー外側が高く内側が低くなるように付けられた傾斜を「バンク(バンキング)」と呼びます。この傾斜があることで、高速でコーナーに進入してもマシンが外側へ膨らみにくくなり、遠心力を路面が支えてくれるため、減速せずに駆け抜けることが可能になります。バンク角はコースによって異なり、緩やかなものから30度を超える急なものまで様々です。角度が急なコースほど高速コーナリングが可能になりますが、その分ドライバーにかかるGも大きくなります。
Q2 : 「モータースポーツの三冠(トリプルクラウン)」の一つに数えられるオーバルレースは?
モータースポーツのトリプルクラウンとは、一般にF1モナコグランプリ、インディ500、ルマン24時間レースの三つを指し、その全てを制覇することは至難の業とされています。このうちオーバルコースで行われるのがインディ500です。三冠を達成したのは史上グラハム・ヒルただ一人で、いかに難しい記録かが分かります。性質の全く異なる三つのレースで勝つには、市街地・オーバル・耐久という多様な適応力が求められるため、ドライバーの総合力を測る究極の指標とされています。
Q3 : デイトナ・インターナショナル・スピードウェイのコーナーのバンク角は約何度?
デイトナ・インターナショナル・スピードウェイのコーナーは約31度という急なバンク角を持っています。これは立っているのがやっとなほどの急斜面で、人が歩いて登るのも難しいほどです。この急バンクのおかげでマシンは減速せずに高速でコーナーを駆け抜けることができ、平均時速300キロメートル超の白熱したバトルが生まれます。1959年の開業当時、これほど高速なオーバルコースは画期的でした。急バンクと長いストレートの組み合わせが、デイトナ独特の高速レースを生み出しています。
Q4 : オーバルコースを主な舞台とする、アメリカ発祥の人気ストックカーレースシリーズは?
NASCAR(ナスカー)は、市販車をベースにしたストックカーで競われるアメリカ発祥の人気モータースポーツシリーズです。レースの大半がオーバルコースで行われ、多数のマシンが超高速で接近戦を繰り広げる迫力が魅力で、アメリカでは野球やアメフトに匹敵する高い人気を誇ります。選択肢のF1は世界選手権のフォーミュラカーレース、WRCはラリー、モトGPはオートバイレースであり、いずれもオーバルコースを主戦場とはしていません。NASCARは年間を通じて全米各地を転戦します。
Q5 : オーバルコースのレースは、一般的にどちら回りで走行する?
NASCARやインディカーに代表されるアメリカのオーバルレースは、一般的に反時計回り(左回り)で走行します。つまりドライバーは左にだけ曲がり続けることになります。これは観客席(メインスタンド)からコース全体を見渡しやすくする興行上の理由や、歴史的な競馬場由来の慣習などが背景にあると言われています。同じ方向に曲がり続けるため、マシンのセッティングを左右非対称にして安定性を高めるなど、ロードコースとは異なる独特のノウハウが求められます。
Q6 : インディ500の周回数は何周?
インディ500は1周2.5マイルのオーバルコースを200周して競われます。2.5マイル×200周でちょうど500マイル(約805キロメートル)となり、これがレース名の由来です。長時間にわたる高速バトルとなるため、タイヤや燃料のマネジメント、ピットストップの戦略が勝敗を大きく左右します。平均時速が320キロメートルを超えることもあり、わずかなミスが大事故につながる過酷なレースです。F1モナコGP、ルマン24時間レースと並ぶ世界three大レースの一つに数えられています。
Q7 : インディアナポリス・モーター・スピードウェイに付けられた有名な愛称は?
インディアナポリス・モーター・スピードウェイは「ブリックヤード(Brickyard、レンガの庭)」という愛称で親しまれています。これは1909年の開業当初、路面が約320万個ものレンガで舗装されていたことに由来します。現在はほぼ全面がアスファルト舗装に変わっていますが、ゴールライン部分には敬意を表して1ヤード分のレンガが今も残されており、勝者がそのレンガにキスをする「キス・ザ・ブリック」という伝統が受け継がれています。
Q8 : NASCARで最も格式が高いとされるオーバルコースのレースは?
NASCARで最も格式が高く「スーパーボウル・オブ・NASCAR」とも称されるのがデイトナ500です。フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで毎年シーズン開幕戦として開催され、優勝はドライバーにとって最高の栄誉とされます。他のシリーズと違い、最も重要なレースが開幕戦に置かれているのが特徴です。なお選択肢のインディ500はNASCARではなくインディカー・シリーズのレースであり、カテゴリーが異なる点に注意が必要です。
Q9 : NASCARで使われる最も長いオーバルコース、タラデガ・スーパースピードウェイの1周は約何マイル?
アラバマ州にあるタラデガ・スーパースピードウェイは1周約2.66マイル(約4.28キロメートル)で、NASCARが使用するオーバルコースの中で最長を誇ります。コーナーのバンク角は最大33度と非常に急で、マシンは時速320キロメートルに迫る超高速で周回します。あまりの速さに、空気抵抗を制御するためのリストリクタープレートが導入された歴史もあります。多くのマシンが団子状になって走る大迫力のレースが名物ですが、その分多重クラッシュも起きやすいコースとして知られています。
Q10 : インディ500が開催されるオーバルコース、インディアナポリス・モーター・スピードウェイの1周の距離は?
インディアナポリス・モーター・スピードウェイは1周2.5マイル(約4キロメートル)の巨大なオーバルコースで、毎年5月に開催されるインディ500の舞台です。コースはほぼ長方形に近い形状で、4つのコーナーと2本のロングストレートから構成されています。この2.5マイルを200周することで総走行距離がちょうど500マイル(約805キロメートル)となるため「インディ500」と呼ばれます。1909年に完成した歴史あるコースで、アメリカモータースポーツの聖地として世界的に知られています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はオーバルコースクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はオーバルコースクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。