競馬の主役として走り続けるサラブレッド。その名前の由来や、三大始祖と呼ばれるルーツ、体や毛色の秘密、スピードや血統にまつわる用語まで、知っているようで意外と知らないことも多いのではないでしょうか。この記事では、そんなサラブレッドの奥深い世界を楽しく学べる10問のクイズをご用意しました。あなたは何問正解できるか、さっそく挑戦してみてください。
Q1 : サラブレッド(Thoroughbred)という言葉が表す意味として正しいのはどれ?
サラブレッド(Thoroughbred)という言葉は、英語の『thoroughly(徹底的に)』と『bred(交配・育種された)』が組み合わさったもので、『徹底的に(完全に)血統管理されて作られた』という意味を持ちます。その名の通り、サラブレッドは血統書によって祖先がすべて明確に記録され、登録された馬どうしの交配でしか生産が認められていません。単に速い馬や特定地域の馬を指す言葉ではなく、正解は徹底的に交配・育種されたという意味です。
Q2 : 日本ダービー(東京優駿)に出走できるのは何歳の馬?
日本ダービー(東京優駿)は、その馬にとって生涯にただ一度しか出走機会のない3歳馬限定のレースです。クラシック競走のひとつで、毎年春に東京競馬場の芝2400mで行われ、全ホースマンが頂点を目指す『競馬の祭典』とも呼ばれます。3歳という若い世代の頂点を決める一戦であるため、4歳以上の馬は出走できません。したがって出走資格は3歳です。
Q3 : サラブレッドが全力疾走するときのおおよその最高速度は?
サラブレッドが全力で疾走するときの速度は、おおよそ時速60〜70km程度に達します。短距離戦の終盤などでは一瞬さらに速くなることもありますが、平均的なトップスピードはこの範囲です。軽量な体格に対して非常に大きな心臓と筋肉を持ち、スピードと持久力を両立するよう改良されてきた品種ならではの能力です。時速90kmや100kmには達しないため、正解は約60〜70km/hです。
Q4 : 競走馬の「母の父(母方の祖父)」を指す競馬用語はどれ?
ブルードメアサイアー(broodmare sire)とは、競走馬の『母の父』、すなわち母方の祖父にあたる種牡馬を指す用語で、日本語では母父(ぼふ)とも呼ばれます。産駒の能力やスタミナ、距離適性には母父の影響も大きいとされ、血統を語るうえで重視されます。なお、父はサイアー、母はダム、種牡馬全般はスタリオンと呼ばれます。したがって母の父を指す用語はブルードメアサイアーです。
Q5 : サラブレッドの成馬の体重は、おおよそどのくらい?
サラブレッドの成馬の体重は、おおむね450〜500kg前後が標準的です。馬体重は競走馬の調子を測る目安のひとつで、レース当日にも発表され、その増減がコンディションの指標として注目されます。大型の馬では540kgを超えることもあり、小柄な馬では400kg台前半のこともありますが、平均的にはおおよそ450〜500kgの範囲に収まります。したがって正解は約450〜500kgです。
Q6 : サラブレッドの毛色のうち、加齢とともに白っぽく変化していくのはどれ?
芦毛は、生まれたときは黒っぽい鹿毛や栗毛に近い色をしていますが、加齢とともに白い毛が増えていき、年を取るほど白っぽく変化していくのが特徴です。オグリキャップやゴールドシップ、メジロマックイーンなど、白さの目立つ芦毛の名馬は多くのファンに親しまれてきました。鹿毛や栗毛、青毛は基本的に生涯を通じて毛色が大きく変わらないため、加齢で白くなる毛色は芦毛です。
Q7 : 日本の競馬で、すべての競走馬の年齢が一斉に1歳加算される日はいつ?
日本の競馬では、実際の誕生日に関係なく、すべての競走馬の年齢が毎年1月1日に一斉に1歳加算されます。かつては数え年が使われていましたが、2001年から国際基準に合わせた満年齢方式に変わり、現在は1月1日を基準に年齢を数えます。このため、多くの繁殖では年明けすぐに生まれるよう逆算して種付けが行われます。誕生日や4月1日ではなく、正解は1月1日です。
Q8 : サラブレッドの平均的な妊娠期間はおよそどのくらい?
馬の妊娠期間はおよそ330〜345日で、平均すると約11か月(おおむね1年弱)です。サラブレッドの繁殖では、生まれた仔馬の年齢が1月1日で加算される仕組みに合わせ、できるだけ年明けの早い時期に出産できるよう、春先に種付けを行うのが一般的です。人間よりやや短い程度の長い妊娠期間を経て、通常は1頭の仔馬を出産します。したがって正解は約11か月です。
Q9 : サラブレッドが競走用の品種として確立された原産国はどこ?
サラブレッドは、17世紀から18世紀にかけてイギリスで、在来の牝馬に中東から輸入したアラブ系の種牡馬を交配して計画的に作り出された競走用の品種です。スピードと持久力を兼ね備えるよう改良が重ねられ、血統記録(ジェネラルスタッドブック)によって厳密に血統が管理されている点が大きな特徴です。その後アメリカやフランス、日本など世界各国へ広まりましたが、品種として確立された原産国はイギリスです。
Q10 : サラブレッドの三大始祖(基礎種牡馬)に含まれない馬はどれ?
サラブレッドの三大始祖(基礎種牡馬)とは、17〜18世紀のイギリスで在来牝馬と交配され、現在のサラブレッドすべての父系のもとになったダーレーアラビアン、バイアリータルク、ゴドルフィンアラビアンの3頭を指します。いずれも中東から輸入されたアラブ系の馬でした。一方、エクリプスはダーレーアラビアンの子孫にあたる18世紀の名馬で、生涯ほぼ無敗の伝説的競走馬として知られますが、始祖そのものではありません。よって三大始祖に含まれないのはエクリプスです。
まとめ
いかがでしたか? 今回はサラブレッドクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はサラブレッドクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。