16世紀のイタリアで発展した、決まった人物像が台本を用いずに即興の台詞を交わす仮面喜劇の様式を何と呼ぶか。
コメディア・デラルテは16世紀のイタリアで発展した即興仮面喜劇で、アルレッキーノやパンタローネといった決まった類型的な人物像を、役者が仮面をつけて台本なしの即興の台詞で演じるのが特徴である。庶民の生活や恋愛の騒動を題材にした笑いを中心に構成され、後のヨーロッパ演劇やオペラ・ブッファ、さらにはサーカスのクラウン文化にも大きな影響を与えたとされている。旅回りの劇団によってヨーロッパ各地に広まった点でも知られる。