精霊馬としてナスで作られるのは何の動物か?
精霊馬とセットで作られる供え物の一つが、ナスを使って牛に見立てたものです。牛は歩みが遅い動物であることから、お盆が終わり先祖の霊があの世へ帰る際には、名残を惜しみながらゆっくりと、そして荷物をたくさん積んで帰ってほしいという願いが込められています。来るときは足の速い馬(キュウリ)で急いで、帰るときは牛(ナス)でゆっくりと、という対比が日本人の先祖への思いやりを表しています。精霊馬は一般的にお盆期間中、仏壇や玄関先に飾られ、お盆が明けると土に埋めたり川に流したりして供養するのが伝統的な習わしとされています。