将棋の駒「銀将」は、攻めにも守りにも使える万能な存在として知られています。斜めや前後に動ける独特の特徴を持ち、成れば別の駒のような動きに変化するなど、奥深いルールが詰まっています。この記事では、銀将の動き方や成り、戦法での活用法、駒落ちのルールまで、意外と知らない銀将の豆知識を10問のクイズで楽しく確認していきましょう。
Q1 : 上手側が銀将を1枚除いて指す将棋の駒落ちを何と呼ぶか。
駒落ちとは、実力に差のある対局者同士が公平に対局できるようにするため、上位者(上手)があらかじめ自分の駒を減らして戦うハンディキャップ制度のことであり、銀将を1枚取り除いて指す形は特に「銀落ち」と呼ばれている。駒落ちには他にも飛車落ち・角落ち・香落ちなど段階に応じたさまざまな種類があり、除く駒の種類や枚数によって対局全体の難易度が変わってくる。銀落ちは飛車落ちや角落ちと比べると上手側の戦力減少が比較的小さいため、実力差がそれほど大きくない場合に用いられることが多い。
Q2 : 銀将を英語で表す際に、一般的に用いられる名称はどれか。
将棋の駒を英語で紹介する際、銀将は「Silver General」と訳されるのが一般的であり、金将の「Gold General」と対をなす呼び方として国際的な将棋普及の場でも広く使われている。桂馬が「Knight」、香車が「Lance」と訳されるのに対し、銀将には「Knight」という訳語は用いられない点に注意が必要である。海外の将棋愛好者向けの解説書やウェブサイトでも、この英語名は駒の動きや役割を説明する際の共通用語として定着している。
Q3 : 銀将を一直線に相手陣まで進出させて攻める、将棋の代表的な戦法を何と呼ぶか。
銀将を一直線に相手陣まで進めて攻める戦法は「棒銀」と呼ばれ、特に相手が振り飛車を採用した際の対抗策として、古くから非常に広く用いられてきた代表的な戦法の一つである。銀を素早く前線に送り込むことで一時的に攻撃力を大きく高められる一方、他の駒との連携が薄くなりやすいという弱点も併せ持っている。なお「銀多伝」や「銀冠」は銀を活用した別の囲いや駒の配置形の名称であり、棒銀とは異なる戦術的な意味を持つため、混同せずに区別して覚えておく必要がある。
Q4 : 成銀が相手に取られて持ち駒になった場合、再び盤上に打つときはどの状態で打たれるか。
将棋では、成った駒が相手に取られると成りの効果が消えて元の不成の駒に戻るというルールが存在する。したがって成銀が相手に捕獲されて持ち駒になった場合、それを再び盤上に打つときは成る前の状態である「銀将」として打たれることになり、金将と同じ動きができる成銀としての能力はすでに失われている。この「取られると成りが解除されて元に戻る」という仕組みは将棋独特のルールであり、駒の価値や大局観を考えるうえで、成り駒の扱いを正しく理解しておくことが欠かせない知識となっている。
Q5 : 将棋の初期配置において、先手側が持つ銀将の枚数として正しいものはどれか。
将棋の駒は歩兵が18枚、金将・銀将・桂馬・香車がそれぞれ4枚ずつ、角行と飛車と玉将がそれぞれ2枚ずつという構成になっており、銀将は先手と後手それぞれに2枚ずつ、合計4枚が使われる。先手が持つ2枚の銀将は初期配置において玉将を挟む形のやや外側、金将のすぐ隣にそれぞれ配置されており、後手側にも同じ配置で2枚の銀将が置かれる。対局が始まると序盤から中盤にかけて攻め駒としても守り駒としても非常に重要な役割を果たす駒として扱われる。
Q6 : 将棋の初期配置で、銀将はどの駒のすぐ隣に配置されているか。
将棋の初期配置は、王将(玉将)を中心として内側から外側へ「金将・銀将・桂馬・香車」という順番で駒が並んでいる。したがって銀将は玉将のすぐ隣にある金将の、さらに外側に接する形で配置されており、金将と隙間なく並んでいる。この並び順は「香桂銀金玉金銀桂香」という語呂合わせでも古くから知られており、盤の右から左までこの順に駒を並べれば正しい初期配置になる。将棋の駒を並べる際の基本として、多くの初心者が最初に覚える配置ルールの一つになっている。
Q7 : 成銀の動き方は、次のどの駒と同じか。
成銀は銀将が成ることで生まれる駒だが、成った後の動き方は金将とまったく同じになる。つまり前・斜め前・横・真後ろの合計6方向に1マスずつ動けるようになり、唯一動けないのは斜め後ろの2方向だけである。銀将のときは斜め後ろに動けて横に動けなかったのに対し、成銀になると逆に横に動けて斜め後ろに動けなくなるという点が特徴的であり、将棋のルールを理解するうえで銀将と成銀の動きの違いは初心者にとって頻出のつまずきやすいポイントとなっている。
Q8 : 銀将は次の方向のうち、どこへ動くことができないか。
銀将は前後左右斜めの8方向のうち、斜め前・真前・斜め後ろの5方向に1マスずつ動くことができるが、真横(左右)と真後ろの3方向には動くことができない。金将は逆に斜め後ろに動けない代わりに横と真後ろに動けるため、銀と金は動ける方向が互いに補い合う関係になっている。この「横に動けない」という特徴は将棋を覚える際に初心者がよく忘れる点であり、銀を使った攻めや受けの手筋を考えるうえでも重要な基本知識となっている。特に横からの攻撃に対して銀だけでは防御できない点は、実戦でもしばしば注意が必要になる。
Q9 : 銀将が成ったときの駒の名称として正しいものはどれか。
銀将が敵陣(相手側の三段目以内)に入って成ると「成銀(なりぎん)」という駒になる。成銀は動き方が金将と同じになり、斜め後ろには動けない代わりに横と真後ろに動けるようになるため、守りにも攻めにも使いやすい駒へと性質が変化する。なお「龍王」は飛車が成った駒、「龍馬」は角行が成った駒、「成香」は香車が成った駒であり、いずれも銀将とは異なる駒の成り駒であるため、名前と元の駒の対応関係を正しく区別して覚えておく必要がある。
Q10 : 将棋の駒「銀将」は、対局中や解説の場でどのように略して呼ばれることが多いか。
将棋では駒の名前を短く呼ぶ習慣があり、「銀将」は対局中や解説の場では一般に「銀」と略して呼ばれることが多い。同様に「金将」は「金」、「角行」は「角」、「飛車」は「飛」と略される。対局の解説や棋譜の読み上げでも「3三銀」のように略称が使われるのが普通であり、正式名称の「銀将」をフルネームで呼ぶことはほとんどない。さらに二枚ある銀将を区別する際には、位置に応じて「左銀」「右銀」と呼び分けることもある。このため将棋を観戦する際には、こうした略称や呼び分けを覚えておくと解説の内容を理解しやすくなる。
まとめ
いかがでしたか? 今回は銀将クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は銀将クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。