現在広く使われる近代フルートのキイシステム「ベーム式」を考案したのは誰か。
現在オーケストラや吹奏楽で広く使われている近代フルートの機構は、19世紀のドイツの楽器製作家テオバルト・ベームが考案した「ベーム式」である。ベームは音響学の知識を活かし、トーンホールの位置や大きさを音響的に理想的な位置に配置し直し、リングキイやカバードキイを組み合わせた複雑なキイシステムを開発した。これにより音程の均一性や音量、運指の効率が大幅に改善され、それ以前のバロック式・古典式フルートから近代フルートへの転換点となった。