弦楽四重奏という形式を数多く作曲し確立させたことから「弦楽四重奏の父」と呼ばれる作曲家は誰か。
ハイドンは生涯に60曲以上もの弦楽四重奏曲を作曲し、4つの楽章による構成や各楽器が対等に旋律を受け渡す書法など、現在につながる古典的な形式を確立した。この功績から「弦楽四重奏の父」と呼ばれており、その作風は弟子であったモーツァルトや、後に続くベートーヴェンをはじめとする多くの作曲家に大きな影響を与えたことで知られている。ハイドンが確立したこの形式は、その後約250年にわたり作曲家たちに受け継がれ、今なお室内楽の中心的な存在となっている。