シューベルトの愛称「鱒」で知られるピアノ五重奏曲で、通常の弦楽四重奏には含まれない楽器として編成に加えられているのはどれか。
シューベルトの「鱒」(ピアノ五重奏曲イ長調D.667)は、通常のピアノ五重奏であるピアノと弦楽四重奏の組み合わせとは異なり、第2バイオリンを省く代わりにコントラバスを加えた、ピアノ・バイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスという特殊な編成で書かれている。このため低音域が豊かに響く独特の音色が生まれており、室内楽の中でも人気の高い作品の一つとなっている。この編成はシューベルト自身が当時の演奏者仲間のために書いたとされ、親しみやすさと技巧性を兼ね備えた作品として現在も愛奏されている。