通常、ティンパニは主音と属音(4度または5度の関係)に調律されますが、ベートーヴェンが交響曲第9番の第2楽章で2台のティンパニに指定した異例の調律はどれでしょうか?
オーケストラでは通常、ティンパニを主音と属音(4度または5度の関係)に調律するのが基本です。しかしベートーヴェンは交響曲第9番の第2楽章(スケルツォ)で、2台のティンパニをオクターブ(ファの音)に調律させ、リズム動機を打ち鳴らす独創的な使い方をしました。この楽章の冒頭ではティンパニが旋律的な役割を担い、それまで伴奏や強調に使われることが多かった楽器の可能性を大きく広げた例として知られています。