ドリームキャストは1998年にセガが世に送り出した家庭用ゲーム機で、世界初のインターネット標準搭載など数々の革新的な仕様で当時のゲーム業界に大きな衝撃を与えました。本記事では、そんなドリームキャストにまつわる歴史やスペック、ソフトの知識を問うクイズを全10問ご用意しました。あなたはいくつ正解できるでしょうか。
Q1 : ドリームキャストのCPUとして採用された日立製のプロセッサは何か?
ドリームキャストのCPUには日立製作所(現ルネサスエレクトロニクス)が開発した「SH-4」というプロセッサが採用されました。グラフィック処理には日本電気(NEC)とビデオロジック社が共同開発した「PowerVR2」というGPUが搭載されており、当時の家庭用ゲーム機としては高い3D描画性能を実現していました。SH-2やMIPS系、PowerPC系のプロセッサは他社のハードで採用された例があり、ドリームキャストのCPUではありません。
Q2 : 2000年にドリームキャスト向けに発売され、家庭用ゲーム機のオンラインRPGの先駆けとなった作品は何か?
「ファンタシースターオンライン」は2000年にドリームキャスト向けに発売されたオンライン対応のロールプレイングゲームです。家庭用ゲーム機で本格的なオンラインマルチプレイを実現した先駆的タイトルとして高く評価され、ドリームキャストのモデム標準搭載という特性を活かした代表作のひとつとなりました。ドラゴンクエストやファイナルファンタジー、モンスターハンターの各シリーズはドリームキャスト向けには発売されていません。
Q3 : ドリームキャストの日本国内での発売時の本体価格(税別)はいくらだったか?
ドリームキャストの日本国内での発売時の本体価格は29,000円(税別)でした。当時としては高性能なハードウェアを比較的抑えた価格で提供する戦略がとられましたが、この価格設定は原価割れに近いものであったとも言われ、後のセガの経営に大きな影響を与えたとされています。19,800円や24,800円、39,800円といった価格は実際のドリームキャストの発売価格とは異なります。
Q4 : ドリームキャストが採用した光ディスクの記録方式は何か?
ドリームキャストが採用した記録メディアはGD-ROM(Gigabyte Disc)と呼ばれる独自規格の光ディスクです。見た目は通常のCD-ROMと似ていますが、専用のドライブでのみ読み取り可能な特殊なフォーマットが採用されており、約1.2ギガバイトの記憶容量を持っていました。これは通常のCD-ROMより大容量であり、当時のゲームソフトの高品質化に対応するために採用された技術でした。DVD-ROMは採用されていません。
Q5 : ドリームキャストに標準搭載されていた通信機器は何か?
ドリームキャストは本体に56kbpsのモデムを標準搭載しており、家庭用ゲーム機として世界に先駆けてインターネット接続機能を標準装備した機種のひとつとして知られています。この機能により「ファンタシースターオンライン」のようなオンライン対応タイトルが登場し、家庭用ゲーム機でのオンラインマルチプレイの先駆けとなりました。Bluetoothや無線LANといった通信規格は当時まだ一般的ではなく、搭載されていません。
Q6 : ドリームキャストのコントローラーに差し込んで使う、小型液晶画面付きのセーブデータ用周辺機器の名称は?
VMU(ビジュアルメモリユニット)は、ドリームキャストのコントローラーに差し込んで使用する専用のメモリーカードです。単なるセーブデータの保存機能だけでなく、小型の液晶画面とボタンを備えており、取り外して単体でミニゲームを遊んだり、ゲーム内の隠し要素を表示したりすることができる、当時としては非常にユニークな周辺機器でした。ソニックアドベンチャーなど対応タイトルも多数存在しました。
Q7 : 北米でのドリームキャスト発売日は「9.9.99」というキャッチコピーで知られるが、これはいつを指すか?
ドリームキャストの北米発売日は1999年9月9日で、当時「9.9.99」という語呂合わせを利用した大々的なプロモーションが展開されました。深夜0時から発売イベントが行われるなど話題性を重視したマーケティングが行われ、初日だけで大きな売上を記録したと言われています。日本での発売はこれより早い1998年11月27日で、欧州での発売はさらに後の1999年10月でした。
Q8 : ドリームキャスト発売後、セガの家庭用ハード事業はどうなったか?
ドリームキャストは2001年に生産が終了し、これを最後にセガは家庭用ゲーム機ハードウェアの製造から撤退しました。以後セガは自社ハードを持たず、プレイステーションや任天堂のハードなど他社プラットフォーム向けにソフトウェアを供給するサードパーティーメーカーとして事業を継続しています。任天堂との経営統合や携帯機のみの継続といった事実はなく、家庭用・携帯機を問わず自社ハード事業全体から撤退しました。
Q9 : ドリームキャストを発売したメーカーはどこか?
ドリームキャストは1998年11月27日にセガが発売した家庭用ゲーム機です。前世代機であるセガサターンの後継機として開発され、世界に先駆けてインターネット接続機能を標準搭載するなど先進的な仕様が話題となりました。しかし販売面で苦戦し、2001年に生産を終了。これを最後にセガは自社ハードの製造から撤退し、以後はソフトウェア専業メーカーとして活動することになりました。任天堂やソニーは競合するハードメーカーであり、セガとは別会社です。
Q10 : ドリームキャストが日本で発売されたのは何年か?
ドリームキャストの日本国内での発売日は1998年11月27日です。前年である1997年に発表され、次世代ゲーム機として大きな期待を集めました。同時期には競合となるプレイステーションが既に市場を席巻しており、ドリームキャストは処理性能やオンライン機能をアピールポイントとして投入されました。日本発売の翌年である1999年には北米や欧州でも順次発売され、世界的な展開が進められました。