トレッキングを安全に楽しむには、装備やレイヤリング、標高と気温の関係、緊急時の備えなど、知っておくべき基礎知識がたくさんあります。ここでは登山用語や国立公園の歴史、体調管理のコツまで、山歩き好きなら押さえておきたいポイントを10問のクイズにまとめました。あなたはいくつ正解できるでしょうか。ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 登山届(登山計画書)を提出する主な目的は何か?
登山届(登山計画書)は、登山の日程やルート、メンバー、緊急連絡先などを事前に警察や関係機関に提出するもので、万が一遭難した際に早期の捜索・救助活動につなげるための重要な書類です。長野県など一部の地域では特定の山域で提出が条例により義務化されています。近年はオンラインで提出できる「コンパス」などのシステムも普及しており、家族や職場にも計画を共有しておくことが安全登山の基本とされています。
Q2 : 登山靴を選ぶ際に正しいとされる方法はどれか?
登山靴を選ぶ際は、実際に登山で履く厚手の靴下を着用した状態で試着し、つま先に指1本分程度の余裕を持たせることが基本とされています。これは下り坂で足が前方に滑り、つま先が靴の先端に当たって痛みや爪の損傷を引き起こすのを防ぐためです。普段履いているスニーカーのサイズだけを基準にせず、実際に店舗で試し履きをして足の形状や幅に合ったものを選ぶことが、快適で安全な登山につながります。
Q3 : 「日本三大雪渓」の一つで、白馬岳にある雪渓は何か?
白馬大雪渓は北アルプス・白馬岳の東斜面に広がる大規模な雪渓で、剱岳の剱沢雪渓、立山連峰の針ノ木雪渓とともに「日本三大雪渓」の一つに数えられています。夏でも雪が残り、登山道として利用されるため、多くの登山者が涼を求めて訪れます。ただし落石や雪崩、雪解けによるクレバスなどの危険もあり、アイゼンやヘルメットの携行が推奨されます。涸沢雪渓は北穂高岳周辺にある別の有名な雪渓で、三大雪渓には含まれません。
Q4 : 中部山岳国立公園が指定されたのは何年か?
中部山岳国立公園は1934年12月4日に指定された、日本で最も歴史のある国立公園の一つです。北アルプス(飛騨山脈)を中心に、槍ヶ岳や穂高岳、立山、乗鞍岳などの名峰を含む広大なエリアが指定されており、日本を代表する登山エリアとして国内外から多くの登山者が訪れます。同年には瀬戸内海国立公園や雲仙国立公園、霧島国立公園も指定されており、1934年は日本の国立公園制度の出発点となった年です。
Q5 : 登山用語の「ツェルト」とは何を指すか?
ツェルトとは、遭難時の避難や悪天候時の緊急ビバークに用いる、非常に軽量でコンパクトな簡易テント(シェルター)のことです。通常のテントより設営が簡単で携行性に優れており、遭難時の体温低下を防ぐ命綱として、多くの登山者がザックに常備しています。似た言葉に「ツエルト」という表記もありますが同じものを指します。あくまで緊急用であり、快適な宿泊を目的とした本格的なテントとは異なる点に注意が必要です。
Q6 : 登山中にこまめな水分・塩分補給を行うのは、主に何を予防するためか?
登山中にこまめに水分と塩分を補給するのは、主に熱中症や脱水症状を予防するためです。行動中は大量の汗をかき、水分とともに塩分(ナトリウム)も失われるため、水だけを飲むと体内の電解質バランスが崩れ、けいれんなどを引き起こすことがあります。そのためスポーツドリンクや塩飴などで塩分を同時に補給することが推奨されています。喉が渇く前に定期的に少量ずつ摂ることが、効果的な予防策とされています。
Q7 : 標高が100m上がるごとに、気温はおよそ何℃下がるとされているか?
一般的に、標高が100m上がるごとに気温はおよそ0.6℃低下すると言われています。これは乾燥断熱減率に近い値で、登山計画を立てる際の目安としてよく使われます。例えば標高2000mの山頂は、麓に比べて気温が約12℃低くなる計算です。この目安を知っておくことで、頂上付近の防寒対策や服装選びに役立てることができます。ただし実際の気温変化は天候や湿度、地形などによって変動するため、あくまで目安として捉える必要があります。
Q8 : 登山における「三種の神器」と呼ばれる装備は、登山靴・雨具ともう一つは何か?
登山における「三種の神器」とは、登山靴・雨具・ザック(バックパック)の三つを指す言葉で、安全で快適な登山を行う上で最も基本的かつ重要な装備とされています。登山靴は足の保護と安定した歩行を支え、雨具は悪天候から体を守り、ザックは食料や着替え、緊急装備などを運ぶために欠かせません。この三つは登山を始める際に最初にきちんとしたものを揃えるべき装備として、登山用品店などでもよく紹介されています。
Q9 : レイヤリング(重ね着)で、肌に直接触れる最も内側の衣類は何と呼ばれるか?
ベースレイヤーは肌に直接触れる最も内側の衣類で、汗を素早く吸収・拡散させて肌をドライに保つ役割を持ちます。レイヤリングの基本は、汗を発散するベースレイヤー、保温を担うミドルレイヤー、風雨を防ぐアウターレイヤー(シェル)の三層構造です。この三層を状況に応じて着脱することで、行動中の発汗と休憩時の体温低下の両方に対応でき、低体温症などのリスクを減らすことができます。綿素材は乾きにくく体を冷やすため登山では避けられます。
Q10 : 富士山の標高は何mか?
富士山の標高は3776mで、日本で最も高い山として知られています。第2位は南アルプスの北岳(3193m)、第3位は北アルプスの奥穂高岳(3190m)です。富士山は独立峰の活火山であり、山梨県と静岡県にまたがっています。夏の開山期には多くの登山者が山頂を目指しますが、天候の急変や高山病のリスクもあるため、体調管理や装備の準備が重要とされています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はトレッキングクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はトレッキングクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。
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