土俵際の攻防、力士たちのぶつかり合い、独特の儀式や番付制度——日本の国技・大相撲には、知れば知るほど奥深い世界が広がっています。横綱の歴史、本場所の仕組み、決まり手の種類、そして土俵にまつわる伝統まで。今回は、相撲ファンならぜひ正解したい力士・大相撲にまつわる雑学クイズを10問ご用意しました。あなたはいくつ答えられるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 力士の髪型「大銀杏(おおいちょう)」を結うことができるのはどの地位以上の力士か?
大銀杏(おおいちょう)は十両以上の関取のみが結うことを許される正式な髪型である。髷の先がイチョウの葉のように広がっていることからこの名がついた。幕下以下の力士は「ちょんまげ」しか結えず、関取に昇進すると髪型が変わることが大きなステータスとなる。本場所中の取組や土俵入り、結婚式などの公式行事の際に大銀杏を結い、日常生活では「ちょんまげ」で過ごすことが多い。
Q2 : 大相撲の決まり手のうち、最も基本的とされる「四十八手」の数は実際にはいくつあるか?
「相撲四十八手」という言葉は古くから使われているが、現在の日本相撲協会が公式に定めている決まり手は82手と非技5つ(勝負結果)を合わせた合計87種類である。1955年に従来の68手から70手へ、その後2001年に82手へと改定された。「四十八手」というのは「数が多い」という意味の慣用表現であり、実際の手数を示すものではない。代表的な決まり手には寄り切り、押し出し、上手投げなどがある。
Q3 : 力士の番付で「十両」の正式な呼称は何か?
「十両」は通称で、正式名称は「十枚目」である。江戸時代に幕下の上位10枚目までの力士に給金10両が支給されたことに由来する。十両以上の力士は「関取」と呼ばれ、まわしの色が許されたり、付け人がついたりするなど待遇が大きく変わる。十両未満の幕下以下は「取的」と呼ばれ、月給ではなく場所手当のみとなる厳しい身分差がある。
Q4 : 国技館で大相撲の優勝力士に授与される「天皇賜杯」が始まったのはいつの時代か?
天皇賜杯(てんのうしはい)は昭和天皇が皇太子時代の1925年(大正14年)に下賜された摂政宮賜杯が起源とされるが、即位後の昭和初期から正式に「天皇賜杯」として幕内最高優勝力士に授与されるようになった。優勝力士には他にも内閣総理大臣杯やNHK金杯など多数のトロフィーが授与される。優勝賜杯は持ち回りで、優勝力士は次の場所まで保管できる。
Q5 : 日本人として19年ぶりに横綱に昇進した、第72代横綱は誰か?
稀勢の里寛(きせのさとゆたか)は2017年1月場所後に第72代横綱に昇進した。日本出身力士としては1998年5月の若乃花以来、実に19年ぶりの横綱誕生となり大きな話題となった。茨城県牛久市出身で田子ノ浦部屋所属。横綱昇進直後の春場所で怪我を負い、その後は休場が続き2019年初場所で引退、現在は荒磯親方(後に二所ノ関親方)として後進の指導に当たっている。
Q6 : 大相撲の取組で勝敗を判定する役職を何と呼ぶか?
大相撲で土俵上に上がり取組の勝敗を直接判定するのは行司(ぎょうじ)である。行司は装束を身にまとい軍配を持ち、勝った力士の方に軍配を上げる。最高位は立行司の「木村庄之助」と「式守伊之助」で、これらは襲名制となっている。なお行司の判定に異議がある場合は、土俵下の勝負審判員5名が「物言い」をつけて協議する制度がある。
Q7 : 日本相撲協会が主催する本場所は年に何回開催されるか?
大相撲の本場所は年6回開催される。具体的には1月の初場所(東京・両国国技館)、3月の春場所(大阪府立体育会館)、5月の夏場所(両国国技館)、7月の名古屋場所(愛知県体育館)、9月の秋場所(両国国技館)、11月の九州場所(福岡国際センター)である。各場所は15日間開催され、力士たちは毎日1番ずつ取組を行う。
Q8 : 力士が土俵に上がる前に塩をまく行為の主な意味は何か?
力士が取組前に塩をまくのは、神聖な土俵を清めるための儀式である。相撲は元々神事として行われてきた歴史があり、土俵は神様が宿る神聖な場所とされている。塩には邪気を払い、場を清める力があると古来より信じられており、力士は塩をまくことで土俵を浄化し、怪我なく相撲が取れるよう祈願する意味が込められている。
Q9 : 大相撲の番付で最高位は横綱だが、その下に位置する地位は何か?
大相撲の幕内番付は上から横綱、大関、関脇、小結、前頭の順となっている。横綱の下に位置するのは大関で、関脇・小結は「三役」と呼ばれる地位である。大関は2場所連続で勝ち越せば「角番」を脱出でき、横綱昇進には大関の地位で2場所連続優勝かそれに準ずる成績が必要とされている。
Q10 : 歴代最多優勝回数を誇る大横綱・白鵬の幕内優勝回数は何回か?
白鵬翔は2021年9月場所で現役を引退した、モンゴル・ウランバートル出身の第69代横綱である。幕内最高優勝回数は通算45回で、これは歴代1位の記録となっている。2位は大鵬の32回、3位は千代の富士・朝青龍の31回(朝青龍は25回)となっており、白鵬の45回は他の力士を大きく引き離す圧倒的な記録である。
まとめ
いかがでしたか? 今回は力士クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は力士クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。