プロレス技の中でも最も豪快で美しいとされる「スープレックス」。背中から弧を描いて相手を投げ落とす投げ技は、世界中のレスラーが磨き上げ、数々の名勝負を生み出してきた。考案者の名にちなんだもの、体勢で呼ばれるもの、その種類は実に多彩だ。今回はそんなスープレックスにまつわる雑学クイズを10問ご用意。あなたはプロレス神髄にどこまで迫れるか?
Q1 : バックドロップの名手として知られ「鉄人」と呼ばれたアメリカのレスラーは?
ルー・テーズ(1916-2002)はアメリカのプロレスラーで、NWA世界ヘビー級王座に長期間君臨し「鉄人」と呼ばれた伝説的選手。バックドロップを必殺技とし、その完成度の高さから世界中のレスラーから尊敬を集めた。日本にも度々来日し、力道山やアントニオ猪木らと名勝負を繰り広げた。テーズ式バックドロップは相手を担ぎ上げて後方に投げ落とす技で、多くのレスラーが憧れ模倣する基本技となっている。
Q2 : ジャーマン・スープレックスは相手のどの位置から仕掛ける技か?
ジャーマン・スープレックスは相手の背後から両腕を相手の腰に回して抱え込み、後方に反り投げてブリッジで押さえ込む技。相手の死角である後方から仕掛けるため、防御が極めて困難なフィニッシュホールドとされる。技の正式名称は「ジャーマン・スープレックス・ホールド」で、最後のブリッジによるフォール体勢までが一連の動作となる。投げの威力と押さえ込みを兼ね備えた完成度の高い技として評価されている。
Q3 : ベリー・トゥ・ベリー・スープレックスはどの体勢から仕掛ける技か?
ベリー・トゥ・ベリー・スープレックスは「腹(ベリー)と腹(ベリー)を合わせる」名前の通り、相手と正面から組み合った状態から後方や側方へ投げる技。相手の脇下に両腕を差し込み抱きかかえるようにして反り投げるのが特徴。正面からの仕掛けのため、相手の体重をコントロールするにはパワーが必要で、ヘビー級レスラーが好んで使用することが多い豪快な投げ技として知られている。
Q4 : ドラゴン・スープレックスで相手の腕をロックする形は?
ドラゴン・スープレックスは「フルネルソン・スープレックス」とも呼ばれる。フルネルソンとは相手の両脇下から腕を通し、首の後ろで自分の手を組む形のこと。この体勢から後方に反り投げてブリッジで押さえ込む。両腕を完全に拘束するため受け身が取りにくく、極めて危険度の高い投げ技となる。藤波辰爾が考案して以降、世界中のレスラーに使われる必殺技として定着し、現在もフィニッシュホールドとして用いられている。
Q5 : フィッシャーマン・スープレックスの特徴的な動作は?
フィッシャーマン・スープレックスは相手の片足を釣り上げるように抱え込み、もう一方の手で首をロックして後方へ反り投げる技。フィッシャーマン(漁師)が魚を釣り上げる動作に似ていることから命名された。片足を持ち上げて投げるため独特のフォルムが美しく、相手の体勢を崩しやすい。フォール時にも片足を抱え込んだままブリッジするため、押さえ込みが効きやすい応用技として広く使われている。
Q6 : 初代タイガーマスクとして活躍し、タイガー・スープレックスを考案した人物の本名は?
初代タイガーマスクは1981年に新日本プロレスに登場したマスクマンで、その正体は佐山サトル(佐山聡)。タイガー・スープレックスは相手の両腕を背中越しに固定したまま反り投げる技で、彼が考案した。空中殺法と関節技を融合させたスタイルで一世を風靡し、後にUWFや修斗の創設にも関わり日本における総合格闘技の礎を築いた人物としても知られる。引退後も格闘技界に多大な影響を与え続けた。
Q7 : ノーザンライト・スープレックスを考案・命名した日本人レスラーは?
ノーザンライト・スープレックスは越中詩郎が考案した技で、相手の片腕を抱え込んで反り投げる変則スープレックス。技名は「北の光」にちなみ、北欧やフィンランドのレスラーから着想を得て命名されたとされる。新日本プロレス、SWS、WAR、全日本プロレスなど各団体を渡り歩いた越中の代名詞となり、後に多くのレスラーが使用するスタンダードな技となって広まった経緯を持つ。
Q8 : スープレックスの基本形である「バーチカル・スープレックス」が日本で広く知られている呼び名は?
バーチカル・スープレックスとは相手を縦に持ち上げて後方へ落とす最も基本的なスープレックス。日本では一般に「ブレーンバスター」の呼称で広く知られている。本来ブレーンバスターは相手を頭から落とす形を指すという説もあるが、日本のプロレス文化ではこの名で定着した。観客への見せ場として古くから使われ、ジャイアント馬場の代表技としても有名な大技として親しまれている。
Q9 : ジャーマン・スープレックス・ホールドを完成させ、日本のプロレス界に伝えた「プロレスの神様」と呼ばれる人物は誰?
カール・ゴッチ(1924-2007)はベルギー出身のプロレスラーで本名カール・イスタス。グラウンドや関節技、サブミッション技術に優れ、日本では「プロレスの神様」と称された。ジャーマン・スープレックス・ホールドは彼によって完成・普及されたとされ、相手を背後から抱え後方に投げ落とすと同時にブリッジで押さえ込む技。アントニオ猪木をはじめ多くの日本人レスラーに技術を伝授した功績で知られる。
Q10 : ドラゴン・スープレックスを考案したことで知られる日本人プロレスラーは?
ドラゴン・スープレックスは藤波辰爾が考案した技で、両腕を相手の脇下から差し込み首の後ろで組むフルネルソン状態にしてから後方へ反り投げ、ブリッジで押さえ込む。藤波の異名「ドラゴン」にちなんで命名された。新日本プロレスのジュニアヘビー級戦士として頭角を現した藤波の代表技で、相手の両腕を完全に固定するためフォール率が高い必殺技として恐れられ、世界中で模倣されるようになった。
まとめ
いかがでしたか? 今回はスープレックスクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はスープレックスクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。