空手の試合といえば「組手」を思い浮かべる人も多いのでは?得点ルールや試合時間、試合場の広さなど、意外と知らないことがたくさんあります。先取や場外といった独自の用語も奥深いですよね。今回は組手にまつわる10問のクイズに挑戦!あなたは何問正解できるかな?
Q1 : WKF公式ルールにおける組手試合場(マット)の標準的な大きさは?
WKF(世界空手連盟)公式ルールにおける組手試合場(マット)の大きさは、8m×8mの正方形と定められている。さらにその外側に1mの安全エリアが設けられており、合計10m×10mの正方形のスペースが使用される。マットの中央付近には主審が位置し、四隅には副審がそれぞれ配置される。試合開始時、両選手は中央のラインから2m離れた位置に立ち、主審の「ハジメ」のコールで試合が始まる。床にはタタミ調の専用マットが敷かれている。
Q2 : 組手競技で「技あり(ワザアリ)」が認められた際に与えられる得点は何点?
「技あり(ワザアリ)」は組手競技で2点が与えられる得点で、有効(1点)と一本(3点)の中間に位置する評価である。技ありが認められるのは、主に中段(腹部・脇腹・胸・背中)への蹴り技がコントロールされて決まった場合である。中段は上段ほど技術的難易度は高くないが、突きより脚を使う蹴り技は高い評価となる。試合では蹴り技を効果的に組み合わせて技ありを積み重ね、確実に得点差をつける戦術が重要となる。スピードと正確性の両立が鍵である。
Q3 : 組手競技で、コントロールされた中段への突き技が決まった場合の得点は?
組手競技で「中段(チュウダン)への突き」がコントロールされて決まった場合は、有効(ユウコウ)として1点が与えられる。中段とは腹部、脇腹、胸、背中などを指す。突き技は蹴り技に比べて技術的難易度が低く、距離も近いため、最も基本的な得点である1点となっている。同様に上段(顔・首)への突きも1点である。組手では1点を確実に積み重ねつつ、隙を見て中段蹴り(2点・技あり)や上段蹴り(3点・一本)を狙う戦術が一般的に用いられる。
Q4 : 組手の試合終了15秒前に主審が発するコールは何?
「あとしばらく」は、組手の試合終了15秒前に主審が発するコールで、選手と観客に試合終了が近いことを知らせる合図である。このコールがかかった時点で、リードしている選手は守りに入り、ビハインドの選手は逆転を狙って積極的に攻めに転じることが多く、試合が最も白熱する瞬間となる。WKFの公式ルールでも日本語の「Atoshibaraku」がそのまま用語として使われており、空手競技用語が国際的に広く浸透していることを示す代表的な例の一つである。
Q5 : 2020年東京オリンピックの空手・組手は、男女それぞれ何階級ずつで実施された?
2020年東京オリンピックで初めて正式種目となった空手競技は、形(カタ)と組手の2種目で実施され、組手は男女それぞれ3階級ずつ合計6階級で行われた。男子は−67kg級、−75kg級、+75kg級、女子は−55kg級、−61kg級、+61kg級という区分である。日本選手では男子組手−67kg級の荒賀龍太郎が銅メダル、女子組手+61kg級の植草歩が銅メダルを獲得するなど活躍した。残念ながらパリ大会以降は正式種目から除外されている。
Q6 : WKFルールにおける一般成年男子の組手試合の制限時間は?
WKFルールにおける一般成年男子(シニア男子)の組手試合の制限時間は3分間と定められている。女子の場合は2分間、ジュニアやカデット部門も2分間が標準である。試合中、得点や反則、技の中断などで頻繁に「ヤメ」のコールが入り時計が止まるため、実際の経過時間は3分以上になることが多い。試合終了15秒前には主審から「あとしばらく」のコールがかけられる。試合時間内に8点差がついた場合は、その時点で勝者が決まり試合終了となる規定もある。
Q7 : 組手で、相手より先に得点し、試合終了時に同点でも勝者となる制度を何という?
「先取(センシュ)」は、相手より先に得点を取り、なおかつ自分は相手から得点を取られていない状態を指す制度である。試合終了時に両者同点だった場合、この先取を保持していた選手の勝利となる極めて重要なルールである。先取の優位性は試合終了まで維持されるため、選手は早い段階で先取を取って試合を有利に進める戦略を取ることが多い。ただし相手が同点に追いついた瞬間に先取は消滅し、再度取り直すことはできない仕組みになっている。
Q8 : WKFルールで、コントロールされた上段への蹴り技が決まった場合に与えられる得点は何点?
WKF(世界空手連盟)の組手ルールでは、上段(顔・首・頭部)への蹴り技がコントロールされて決まった場合、最高得点である3点(イッポン)が与えられる。これは技術的難易度が非常に高く、軸足のバランスやスピード、間合いの取り方など高度な要素が求められるため最高評価とされている。なお、コントロール不足で過度な接触があった場合は得点ではなく反則となる。上段蹴りは決まれば一気に勝負を決められる強力な得点源である。
Q9 : 組手の試合で、選手が試合場の外に出てしまう反則を何という?
「場外(ジョウガイ)」は、選手が試合場の外に出てしまった場合に取られる反則で、WKFルールではカテゴリー2の反則に分類される。試合場は通常8m×8mの正方形で、その境界線を両足とも完全に超えると場外となる。ただし相手の技によって押し出された場合や、技を決めた直後の場合は場外を取られないこともある。同じ反則を繰り返すと忠告、警告、反則注意、反則と段階的に重い処分が下されていく仕組みになっている。
Q10 : 空手の組手競技で「一本(イッポン)」を取った際に与えられる得点は何点?
空手の組手競技において「一本(イッポン)」は最高得点であり、3点が与えられる。一本が認められるのは、上段への蹴り技や、相手を投げたり倒したりした後にコントロールされた突き・蹴りを決めた場合などである。WKF(世界空手連盟)の競技ルールでは、技の難易度や決定力に応じて、有効(ユウコウ・1点)、技あり(ワザアリ・2点)、一本(イッポン・3点)と段階的に得点が設定されている。一本を取ると一気に試合の流れを左右する重要な技である。
まとめ
いかがでしたか? 今回は組手クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は組手クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。