18世紀のヴェネツィアで活躍し、パステルを用いた肖像画をヨーロッパ各国の宮廷で大流行させた女性画家は誰か。
ロザルバ・カリエラは18世紀ヴェネツィア出身の女性画家で、繊細な色彩表現が可能なパステルを用いた肖像画によって高い評価を受けた。彼女がパリを訪れた際に制作した作品は宮廷で絶賛され、パステル画を正式な肖像画技法として定着させる大きなきっかけとなった。この流行を受けて、モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールなどフランスの画家たちもパステルによる肖像画を数多く手がけるようになり、18世紀ヨーロッパの宮廷文化においてパステル画は重要な地位を占める技法となった。