人間の体の中で最も硬い部分はどこか?
歯の表面を覆うエナメル質は、リン酸カルシウムの一種であるハイドロキシアパタイトを主成分としており、硬度はモース硬度で5~6程度と、人体の組織の中では最も硬いとされています。骨も硬い組織ですが、エナメル質ほどではなく、骨は代謝によって作り替えられ続けるのに対し、エナメル質は一度形成されると生体による修復ができない点も特徴です。そのため歯磨きやフッ素塗布による予防が重要とされ、虫歯や摩耗で失われたエナメル質は自然には元通りにならず、日常的なケアと歯科治療の両方が健康な歯を維持するうえで欠かせません。