パリに音響・音楽研究所IRCAMを設立し、初代所長を務めた作曲家は誰か
IRCAM(イルカム)は、音響と音楽の研究や創作を支援するためにパリに設立された施設で、1977年に開設されました。初代所長を務めたのは、フランスの作曲家で指揮者でもあるピエール・ブーレーズです。ブーレーズは『主のない槌』(1955年)など、厳密な構造と細やかな音色の組み立てで知られ、戦後の前衛音楽を牽引しました。エドガー・ヴァレーズは「音の解放」を唱えた先駆者、シュトックハウゼンは電子音楽の大家、ケージは偶然性の音楽で知られますが、いずれもIRCAMを設立した人物ではありません。ブーレーズは指揮者として現代音楽の普及にも大きく貢献しました。