ネオニコチノイド系殺虫剤が結合して神経伝達を阻害する昆虫側の受容体はどれか。
ネオニコチノイド系殺虫剤はニコチンに似た化学構造を持ち、昆虫の神経細胞シナプス後膜にあるニコチン性アセチルコリン受容体に結合して神経伝達を持続的に興奮させ、最終的に神経系を麻痺させて殺虫効果を発揮する。哺乳類の同受容体への親和性が低いため人畜への影響は比較的小さいとされ、浸透性で植物全体に行き渡らせやすい特徴から農業用途で広く使われてきた。一方でミツバチなど花粉媒介昆虫への影響が指摘され、EUをはじめ一部の国や地域では特定の使用が規制されている。