ナポレオン戦争期のヨーロッパで主流だった、歩兵が横一列に並んで一斉射撃を行う戦術・隊形を何というか。
ナポレオン戦争期のヨーロッパ諸国陸軍では、歩兵が数列の横隊(戦列)を組んで前進し、号令に合わせて一斉射撃と装填を繰り返す戦列戦術が主流だった。滑腔式マスケット銃は命中精度が低かったため、密集した隊列による斉射で弾幕を作り火力を集中させる必要があった。散兵戦術は隊列を組まず分散して個別に射撃する戦術、方陣は騎兵突撃に備えて四角形に隊形を組む防御隊形、波状攻撃は複数波に分かれて連続的に突撃する戦術であり、それぞれ戦列戦術とは異なる隊形・戦術概念である。