シューベルトの連作歌曲集『冬の旅』の原詩を書いたのは誰?
『冬の旅』は、1827年に作曲された全24曲からなる連作歌曲集です。原詩を書いたのは、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラー(1794〜1827年)で、彼の詩集に収められた詩に曲がつけられました。ミュラーは、同じくシューベルトの歌曲集『美しき水車小屋の娘』の原作者でもあり、二つの作品は同じ詩人の詩によって結ばれています。ゲーテ、ハイネ、シラーもドイツ語圏を代表する詩人ですが、この連作の原詩はミュラーのものです。失恋と放浪を主題とする孤独な旅の物語を、詩と旋律が一体となって描いた点で、ロマン派歌曲の代表作とされています。