エレキベースは、バンドの土台を支えながら、曲全体のノリを決める大切な楽器です。ベースの種類や名前、歴史、弦の違い、演奏の技法など、知っておくと楽器選びや演奏がぐっと楽しくなる知識がたくさんあります。この記事では、エレキベースにまつわる基本を4択クイズ全10問にまとめました。初心者の方はもちろん、経験者の方も知識の確認にぜひ挑戦してみてください。
Q1 : アクティブ回路を搭載したエレキベースを動作させるために、内蔵プリアンプへ電力を供給する電池として一般的なものはどれでしょう?
アクティブ回路を搭載したベースは、ボディ内部にプリアンプが内蔵されており、電源として9V電池(006P)が広く使われています。プリアンプによって、ベースやトレブルなどの音色をブーストしたりカットしたりでき、パッシブ回路より幅広い音作りが可能です。多くのモデルでは、シールドをジャックに挿し込むと電池が回路につながる仕組みになっているため、使わないときはシールドを抜いておかないと、電池が消耗してしまう点に注意が必要です。
Q2 : ベース弦の「フラットワウンド弦」の特徴として正しいものはどれでしょう?
フラットワウンド弦は、巻線の表面を平らに研磨した弦で、ラウンドワウンド弦に比べて指が滑らかに動き、フィンガーノイズが少ないのが特徴です。音色は倍音が抑えられ、丸みのある太く落ち着いた響きになるため、ジャズやモータウンのサウンド、オールドスタイルのロックなどでよく使われます。一方、ラウンドワウンド弦は表面に凹凸があり、明るくきらびやかで倍音が豊かなため、現代のロックやスラップ奏法で主流となっています。
Q3 : ジャコ・パストリアスが愛用したことで有名な、フレットを取り除いたベースはどれでしょう?
ジャコ・パストリアスは、1962年製のフェンダー・ジャズベースからフレットを取り除き、指板の溝を埋めてエポキシ樹脂でコーティングしたフレットレスベースを愛用しました。このベースは「ベース・オブ・ドゥーム」の愛称でも知られています。フレットレスならではの滑らかなスライドやヴォーカルのような歌う音色が特徴で、ソロアルバム『ジャコ・パストリアスの肖像』やウェザー・リポートでの演奏によって、フレットレスベースの可能性を広く知らしめました。
Q4 : ポール・マッカートニーが愛用したことで有名な、バイオリン型ボディのベースはどれでしょう?
ポール・マッカートニーはビートルズ時代から、ドイツのヘフナー社が製造する「500/1」を愛用しました。ボディがバイオリンに似た形をしているため「バイオリンベース」と呼ばれています。ボディが軽量で、左利きのポールでも扱いやすく、丸みのある柔らかい音色が特徴です。この姿はビートルズの人気とともに世界中に知られ、現在でも復刻モデルなどが販売されています。ギブソン・サンダーバードは角の張ったボディが特徴の別のモデルです。
Q5 : 1960年に登場したフェンダー・ジャズベースの標準的なピックアップ構成はどれでしょう?
フェンダー・ジャズベースは1960年に登場し、ネック寄りとブリッジ寄りにシングルコイルのピックアップを1基ずつ、合計2基搭載しています。2つのピックアップの音量バランスを調整することで、ネック側の太い音からブリッジ側の鋭く粘りのある音まで幅広く作れるのが魅力です。一方、プレシジョンベースは、コイルを2つに分けたスプリットコイルのピックアップを1基搭載しています。ジャズベースはネックのナット幅もやや細く、弾きやすいことでも知られています。
Q6 : スラップ奏法で、弦を指で引っ張り上げて指板に打ち付け「パチッ」という音を出す技法を何というでしょう?
スラップ奏法では、親指の側面で弦を叩いて「ボンッ」という太い音を出す動作をサムピング、人差し指や中指で弦を引っ張り上げて指板に打ち付け「パチッ」と歯切れのよい音を出す動作をポッピング(プル)と呼びます。この2つを組み合わせてリズミカルなフレーズを作ります。ファンクやフュージョンで多用され、ラリー・グラハムが創始者の一人として知られています。ハンマリング・オンは、弦を弾かずに指で叩いて音を出す左手の技法です。
Q7 : 最も一般的な5弦ベースでは、4弦ベースに対してどの弦が追加されているでしょう?
最も一般的な5弦ベースは、4弦ベースのE・A・D・Gに加えて、いちばん低い音域にB弦を追加した構成で、低音側からB・E・A・D・Gと調弦します。B弦はE弦のさらに完全4度下の音を出せるため、より重低音を出せるようになります。ヘヴィなロックやメタル、ゴスペル、フュージョンなど幅広いジャンルで使われています。また、4弦ベースなら移弦が必要なフレーズを、ポジション移動なしで弾ける利点もあります。
Q8 : 一般的なフェンダー系エレキベースのスケール(弦長)として標準的な長さはどれでしょう?
フェンダーのプレシジョンベースやジャズベースをはじめ、多くのエレキベースのスケールは34インチ(約864mm)で、ロングスケールと呼ばれます。これより短い30インチ前後のものはショートスケールと呼ばれ、フェンダーのムスタングベースなどが代表例です。ショートスケールは弦のテンションが緩く手の小さい人でも弾きやすい一方、ロングスケールは音の輪郭がはっきりして低音の張りが出やすいとされます。5弦ベースでは35インチのものもあります。
Q9 : 標準的な4弦エレキベースの開放弦は、低音側の4弦から順にどのようにチューニングされますか?
標準的な4弦エレキベースは、低音側の4弦から順にE(ミ)・A(ラ)・D(レ)・G(ソ)と、完全4度間隔で調弦します。これはコントラバスの開放弦と同じ並びで、ギターの6〜3弦をちょうど1オクターブ下げた音にあたります。4度間隔のため、隣の弦の同じフレット位置を押さえると4度上の音になり、フォームを使い回しやすいのも特徴です。ロックでもジャズでも、このチューニングが基本になります。なお5弦ベースでは、さらに低いB弦が加わります。
Q10 : 1951年に量産型エレキベース「プレシジョンベース」を発表したフェンダー社の創業者は誰でしょう?
1951年にフェンダー社の創業者レオ・フェンダーが発表したプレシジョンベースは、量産された最初期のエレキベースとして知られています。ギターと同じようにフレットを備え、音程を正確(プレシジョン)に取りやすいことが名前の由来とされています。それまでのウッドベース(コントラバス)に比べて持ち運びやすく、音量も稼げたため、バンド演奏に広く普及し、現在のエレキベースの基本形になりました。レス・ポールはギブソンのギターの開発に関わった人物です。
Q11 : エレキベースの基本クイズ(1)
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まとめ
いかがでしたか? 今回はエレキベースクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はエレキベースクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。