スルホニルウレア系などのALS阻害型除草剤は、植物のどのアミノ酸の合成を阻害することで枯死させるか。
ALS(アセト乳酸合成酵素)は、植物が必須アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンといった分岐鎖アミノ酸を合成する際に働く重要な酵素である。スルホニルウレア系やイミダゾリノン系などのALS阻害型除草剤はこの酵素の働きを止めることで、植物がタンパク質を合成するために必要なアミノ酸を作れなくなるようにし、細胞分裂や生育が徐々に停止して数日から数週間かけて植物を枯死させる。作用点である酵素の量が植物体内にごくわずかしかないため、非常に少ない使用量で高い除草効果を発揮できる系統として知られている。