散布された除草剤が植物の維管束を通じて根や地下茎にまで運ばれ、地上部だけでなく地下部も枯死させるタイプの除草剤を何と呼ぶか。
移行型(浸透移行性)除草剤は、茎葉や根から吸収された薬剤の成分が植物体内の師管や道管を通じて全身に運ばれ、散布した部分だけでなく根や地下茎まで枯死させることができる除草剤である。そのため、地上部を刈り取っても地下の根や地下茎から再生してくるスギナやセイタカアワダチソウ、ササなどの多年生雑草を根こそぎ防除するのに適している。これに対し、薬剤が付着した部分の組織しか枯らさず、他の部位へはほとんど移動しない除草剤は接触型除草剤と呼ばれ、効果が現れる速さや対象雑草の種類が異なる。