Xbox Oneは2013年にマイクロソフトが発売した家庭用ゲーム機で、後継モデルの登場やサービス面の進化など、その歴史には知っておきたいポイントが数多くある。発売時期や周辺機器、ライバル機との違いなど、ハードの基本から豆知識まで幅広く出題する全10問のクイズに挑戦し、自分の理解度を確かめてみよう。
Q1 : Xbox Oneでオンラインマルチプレイを利用する際に必要な有料会員サービスの名称は何か。
Xbox Oneでオンラインマルチプレイを楽しむためには、有料会員サービス「Xbox Live Gold」への加入が必要であった。Xbox Live Goldに加入すると、フレンドとのオンライン対戦・協力プレイに加え、月替わりで一部タイトルが無料になる「Games with Gold」特典なども利用できた。なお「Xbox Game Pass」は多数のゲームが遊び放題になる定額制サブスクリプションサービスであり、オンラインマルチプレイの必須条件とは別のサービスである。「PlayStation Plus」はソニー、「Nintendo Switch Online」は任天堂が提供する同様の有料オンラインサービスであり、Xbox Oneには直接関係しない。
Q2 : Xbox Oneの開発段階でマイクロソフト社内で使われていたコードネームは何か。
Xbox Oneは開発段階において、社内で「Durango(デュランゴ)」というコードネームで呼ばれていた。これはメキシコの地名に由来するとされ、マイクロソフトのハード開発チームが歴代機種に地名などのコードネームを付ける慣習に沿ったものである。なお「Scorpio」はXbox One Xの開発コードネーム、「Scarlett」は次世代機Xbox Series X/Sの開発初期のコードネームであり、いずれもXbox One本体そのもののコードネームではない。「Anaconda」も後継機Xbox Series Xの開発初期に使われたコードネームの一つとして知られている。
Q3 : Xbox Oneが2013年の発売時にKinect同梱で設定していた北米での希望小売価格はいくらか。
Xbox Oneは2013年11月の発売時、モーションセンサー「Kinect」を同梱した状態で北米での希望小売価格が499ドルに設定されていた。これは同時期に発売されたプレイステーション4の399ドルよりも100ドル高く、Kinect同梱を前提とした価格設定が市場での競争力低下の一因になったとも指摘された。この反省を受け、マイクロソフトは2014年にKinectを同梱しない廉価版を399ドルで発売し、プレイステーション4と同水準の価格に引き下げている。
Q4 : Xbox Oneのゲームソフトの光学ディスクに採用されている規格は何か。
Xbox Oneのパッケージ版ゲームソフトには、大容量データを収録できるBlu-ray規格の光学ディスクが採用されている。前世代機のXbox 360がDVDを採用していたのに対し、Xbox Oneではゲームデータの大容量化に対応するためBlu-rayドライブが搭載された。なおBlu-rayディスクは映像作品の再生にも利用でき、Xbox Oneは映画やドラマなどを楽しむメディアプレーヤーとしての機能も備えていた。HD DVDは規格競争でBlu-rayに敗れて姿を消した規格、UMDはプレイステーション・ポータブル用の小型ディスク規格であり、いずれもXbox Oneでは採用されていない。
Q5 : 4K解像度への対応を強化した上位モデル「Xbox One X」が発売されたのは何年か。
Xbox One Xは、マイクロソフトが2017年11月7日に発売したXbox Oneシリーズの上位モデルである。開発コードネーム「Project Scorpio」として発表され、当時の家庭用ゲーム機として初めてネイティブ4K解像度でのゲームプレイに対応した高性能機であった。処理能力を大幅に強化しつつも本体サイズは従来機より小型化されており、高精細なグラフィック表現を求めるユーザー向けのフラッグシップモデルという位置づけであった。2016年に発売されたのは薄型化モデルのXbox One Sであり、Xbox One Xとは別モデルである。
Q6 : 2016年に発売された、Xbox Oneシリーズの薄型・軽量化モデルの名称は何か。
「Xbox One S」は、マイクロソフトが2016年8月に発売した初代Xbox Oneの小型・軽量化モデルである。従来機に比べて本体サイズを約40%縮小し、対応解像度も4K映像・HDR出力に対応するなど機能面も強化された。電源ユニットが本体内蔵化されたことも特徴のひとつである。翌2017年に発売された、より高性能で真の4Kゲーム描画に対応する上位モデルがXbox One Xであり、Xbox One SとXbox One Xは名称が似ているものの性能・立ち位置が異なる別モデルである。Xbox One EliteやXbox One Miniという名称の公式モデルは存在しない。
Q7 : Xbox Oneの前の世代にあたる、マイクロソフトの家庭用ゲーム機は何か。
Xbox Oneはマイクロソフトが2013年に発売した家庭用ゲーム機であり、その直接の前世代機はXbox 360である。Xbox 360は2005年に発売され、Xbox Live対応やHDゲーム対応などで世界的に成功を収めたハードであった。プレイステーション3はソニーの、Wiiは任天堂の同世代機であり、いずれもマイクロソフトの製品ではない。セガサターンはさらに古い1990年代のセガのハードであり、Xbox Oneとは無関係である。このように選択肢を整理すると、正しい前世代機はXbox 360であることがわかる。
Q8 : Xbox One発売当初に本体に標準同梱されていたモーションセンサー・音声認識デバイスは何か。
Xbox Oneは発売当初、体の動きや音声を認識するセンサーデバイス「Kinect」を本体に標準同梱していた。Kinectはジェスチャー操作や音声コマンドでのゲーム操作・本体操作を可能にする周辺機器で、マイクロソフトはXbox Oneの目玉機能として大きく打ち出していた。しかし常時同梱による価格上昇への批判が強く、2014年にはKinectを同梱しない廉価版も発売された。PlayStation CameraやPlayStation Moveはソニー製品、Wiiリモコンは任天堂の周辺機器であり、いずれもXbox Oneとは無関係である。
Q9 : Xbox Oneが日本で発売されたのは西暦何年か。
Xbox Oneはアメリカなど先行地域では2013年11月に発売されたが、日本での発売はそれより遅れ、2014年9月4日であった。日本市場ではプレイステーション4や他の携帯型ゲーム機との競争が激しく、Xboxブランドは日本での普及率が北米や欧州に比べて低い状況が続いていた。発売延期の背景には、日本語ローカライズやKinectの日本語音声認識対応、日本向けソフトラインナップの調整などに時間を要したことが挙げられる。結果として日本発売は北米より約10か月遅れる形となった。
Q10 : Xbox Oneを開発・発売した企業はどこか。
Xbox Oneはアメリカのマイクロソフトが開発・発売した家庭用ゲーム機で、2013年に発表され、同年11月に発売された。Xbox 360の後継機にあたり、いわゆる「第8世代」のゲーム機のひとつである。同世代の競合機であるプレイステーション4はソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発したものであり、任天堂はWii Uを、セガはこの世代では家庭用ゲーム機事業からすでに撤退しているため発売していない。このようにXbox OneはIT・ソフトウェア企業として知られるマイクロソフトが手がけた点が特徴である。