ヨガでおなじみのポーズには、サンスクリット語の名前がついていることをご存じですか。実はその一つひとつに、動物や植物、山や神話の戦士など、さまざまな由来が隠されています。名前の意味を知ると、いつもの練習がもっと面白く、深く感じられるはず。今回は、そんな「アーサナ(ポーズ)」の名前や由来にまつわるクイズを全10問ご用意しました。あなたはいくつ正解できるでしょうか。マットの上でおなじみのあのポーズを思い浮かべながら、気軽に挑戦してみてください。
Q1 : 「パドマーサナ(蓮華座)」の「パドマ」が意味する植物は?
「パドマ」はサンスクリット語で蓮(ハス)を意味し、「パドマーサナ」は日本語で蓮華座と呼ばれます。あぐらの姿勢から両足をそれぞれ反対の太ももの上に乗せて組む、瞑想の代表的な座法です。泥の中から清らかな花を咲かせる蓮は、悟りや清浄の象徴とされ、仏教やヨガで神聖視されてきました。骨盤を立てて背筋を伸ばしやすく、長時間安定して座れるのが特徴ですが、股関節や膝の柔軟性が必要で、無理をすると膝を痛めることもあります。
Q2 : 「ヴィーラバドラーサナ(戦士のポーズ)」の名前の由来となったのは?
「ヴィーラバドラーサナ」は日本語で戦士のポーズと呼ばれ、その名はヒンドゥー教の神話に登場する戦士ヴィーラバドラに由来します。ヴィーラバドラはシヴァ神が自らの髪から生み出した強力な戦士とされます。足を大きく開いて腰を落とし、力強く立つ姿がこの勇猛な戦士を表現しています。ヴィーラバドラーサナには腕や足の向きの違いによりⅠ・Ⅱ・Ⅲの種類があり、下半身の強化やバランス感覚、集中力を養う立位ポーズとして広く親しまれています。
Q3 : 「ヴリクシャーサナ」が表すものは?
「ヴリクシャ」はサンスクリット語で木を意味し、「ヴリクシャーサナ」は日本語で木のポーズと呼ばれます。片足で立ち、もう一方の足裏を軸足の内ももやふくらはぎに当て、両手を頭上で合わせて木が枝を伸ばすように立つバランスポーズです。大地に根を張り天へ伸びる木の姿を表現します。集中力とバランス感覚を養い、軸足の強化や体幹の安定に役立ちます。ぐらつかずに立つには一点を見つめて意識を集中させることが大切とされています。
Q4 : 太陽礼拝を意味するサンスクリット語は次のうちどれ?
「スーリヤ・ナマスカーラ」はサンスクリット語で「スーリヤ」が太陽、「ナマスカーラ」が礼拝・挨拶を意味し、日本語では太陽礼拝と呼ばれます。複数のポーズを呼吸に合わせて連続して流れるように行う一連のシークエンスで、多くのヨガクラスのウォームアップとして親しまれています。ダウンドッグやコブラのポーズなどが組み込まれ、全身をバランスよく動かせます。古来より太陽への感謝を捧げる意味も込められ、朝の練習に適しているとされます。
Q5 : 「ウシュトラーサナ」が表す動物は?
「ウシュトラ」はサンスクリット語でラクダを意味し、「ウシュトラーサナ」は日本語でラクダのポーズと呼ばれます。膝立ちの姿勢から上半身を後ろに反らせ、両手でかかとをつかんで胸を大きく開く後屈のポーズです。反り返った背中がラクダのこぶを思わせることが名前の由来とされます。胸や腹、太ももの前側を大きく伸ばし、猫背の改善や呼吸を深める効果が期待されます。強い後屈のため、首や腰に負担をかけないよう丁寧に行うことが大切です。
Q6 : 「ターダーサナ(山のポーズ)」の「ターダ」が意味するものは?
「ターダーサナ」の「ターダ」はサンスクリット語で山を意味し、日本語では山のポーズと呼ばれます。両足をそろえて真っすぐ立ち、頭頂から足裏まで一本の軸を意識する、すべての立位ポーズの基本となる姿勢です。一見ただ立つだけに見えますが、足裏の接地、骨盤の位置、背骨の伸びを整える奥深いポーズです。どっしりと動じない山のように安定して立つことから、この名がつけられました。姿勢改善や体の軸を整える練習に用いられます。
Q7 : 「シャヴァーサナ」は日本語で何のポーズと呼ばれる?
「シャヴァーサナ」の「シャヴァ(サヴァ)」はサンスクリット語で亡骸・屍を意味し、日本語では亡骸のポーズ、屍のポーズと呼ばれます。仰向けに寝て手足を軽く開き、全身の力を抜いて完全に脱力する休息のポーズです。多くのヨガのクラスで最後に行われ、それまでの練習で活性化した心身を鎮め、深いリラックスへ導きます。動きがなく簡単そうに見えますが、心を静めて意識を保ちながら脱力するのは難しく、最も重要なポーズの一つとされています。
Q8 : ヨガの「アーサナ」という言葉のもともとの意味は?
「アーサナ」はサンスクリット語で本来「座ること」「座法・姿勢」を意味します。語源は「座る」を意味する語に由来し、もともとは瞑想のために安定して座る姿勢を指していました。ヨガの八支則では三番目の段階にあたり、長時間安定して快適に座れる姿勢が理想とされます。現代では体を動かすさまざまなヨガのポーズ全般を指す言葉として広く使われています。呼吸法はプラーナーヤーマ、瞑想はディヤーナと呼ばれ、アーサナとは区別されます。
Q9 : アドー・ムカ・シュヴァーナーサナは日本語で「下を向いた○○のポーズ」と呼ばれます。○○に入る動物は?
「アドー・ムカ・シュヴァーナーサナ」はサンスクリット語で、「アドー」が下方、「ムカ」が顔、「シュヴァーナ」が犬を意味します。つまり「下を向いた犬のポーズ」で、英語ではダウンドッグとも呼ばれます。四つん這いから手足で床を押し、お尻を高く突き上げて体で三角形を作る代表的なポーズです。太陽礼拝の流れにも組み込まれ、背面全体のストレッチや肩・腕の強化、全身の血流促進に役立ちます。犬が前足を伸ばして伸びをする姿が名前の由来です。
Q10 : 「ブジャンガーサナ」が表す生き物は次のうちどれ?
「ブジャンガ」はサンスクリット語で蛇、特にコブラを意味します。「ブジャンガーサナ」はうつ伏せから両手で床を押し、上半身を反らせて胸を開くポーズで、日本語ではコブラのポーズと呼ばれます。鎌首をもたげたコブラの姿が名前の由来です。背中や腰の筋肉を強化し、胸を大きく開くことで呼吸を深め、猫背の改善にも役立つとされます。似た名前にワシのポーズ(ガルダーサナ)やラクダのポーズ(ウシュトラーサナ)がありますが、それぞれ別の動物を表しています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はアーサナクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はアーサナクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。