腰を激しく振るダイナミックな動きで世界中を魅了する、南太平洋生まれの伝統舞踊タヒチアンダンス。名前は知っていても、その発祥地や本場での呼び名、衣装や音楽、独特のステップの秘密まで知っている人は意外と少ないかもしれません。今回はそんなタヒチアンダンスの世界を、全10問のクイズで楽しく掘り下げていきます。あなたは何問正解できるでしょうか。踊りの背景を知れば、きっとその魅力がもっと深く感じられるはずです。ぜひ気軽に挑戦してみてください。
Q1 : 毎年7月にタヒチの首都パペーテで開かれる、ダンスや歌の大規模な伝統フェスティバルは? ヘイヴァ リオのカーニバル オクトーバーフェスト ソンクラーン
毎年7月にタヒチの首都パペーテで開催される伝統文化の祭典が「ヘイヴァ・イ・タヒチ(Heiva i Tahiti)」です。ダンスや歌のグループが一年かけて準備し、オテアやアパリマの完成度を競い合う、タヒチアンダンス最大級のコンテストとして知られます。19世紀後半に起源を持ち、ポリネシア文化の保存と継承の中心的な役割を担ってきました。リオのカーニバルはブラジル、オクトーバーフェストはドイツ、ソンクラーンはタイの行事です。
Q2 : タヒチアンダンスとよく比較される、同じポリネシアのハワイに伝わる踊りは? フラメンコ フラ ベリーダンス タップダンス
タヒチアンダンスとよく比較されるのが、同じポリネシア文化圏であるハワイに伝わる「フラ」です。どちらも腰や手の動きで表現しますが、フラはゆったり優美な動きが基調で、タヒチアンダンスは太鼓に合わせた激しく速い腰使いが特徴という違いがあります。フラメンコはスペイン、ベリーダンスは中東、タップダンスはアメリカ発祥で、ポリネシアとは無関係です。両者は混同されがちですが、音楽・衣装・動きのテンポで見分けられます。
Q3 : タヒチが属する国は? アメリカ イギリス オーストラリア フランス
タヒチはフランス領ポリネシアに属し、その主権国はフランスです。フランス領ポリネシアはフランスの海外共同体(海外領土)で、公用語はフランス語とタヒチ語、通貨はCFPフランが使われています。首都はタヒチ島のパペーテです。アメリカやイギリス、オーストラリアの領土ではありません。歴史的に19世紀にフランスの保護領となった経緯があり、現在も高度な自治を持ちながらフランスの一部として位置づけられています。
Q4 : 手の動きで物語や情景を表現する、ゆったりとしたダンスは? オテア ヒヴィナウ アパリマ パオア
アパリマ('Aparima)は、手の動きで歌詞の情景や物語を表現する、ゆったりとした叙情的なダンスです。「アパ」は手、「リマ」も手を意味し、その名の通り手や腕の繊細な動きが主役になります。歌やギター、ウクレレの伴奏に合わせて踊られることが多く、恋や自然、日常生活などを優雅に描きます。激しいオテアとは対照的で、ヒヴィナウやパオアは輪になって踊る別の群舞です。物語性を楽しむのがアパリマの魅力です。
Q5 : タヒチアンダンスで速いリズムを刻む、木をくり抜いたスリット太鼓の名前は? コンガ ジャンベ ボンゴ トエレ
オテアなどの速いダンスでリズムを刻むのは、木の幹をくり抜いて作る「トエレ(To'ere)」というスリット(切れ込み)太鼓です。棒で叩くと乾いた高い音が響き、複数のトエレが重なって複雑で疾走感のあるビートを生み出します。コンガやボンゴ、ジャンベはアフリカやラテンの太鼓で、タヒチのものではありません。トエレのほかにパフやファアテテといった太鼓も使われ、これらの合奏がタヒチアンダンスの躍動感を支えています。
Q6 : 女性ダンサーが腰を高速で回転させる、代表的な動きは? ムーンウォーク ファアラプ ピルエット ステップ
女性ダンサーが腰を高速で回転させるように動かす代表的な技を「ファアラプ(Fa'arapu)」と呼びます。膝を柔らかく使いながら腰で円を描くように回し、太鼓のリズムに合わせて素早く連続させるのが特徴です。この激しい腰の動きこそタヒチアンダンス最大の見せ場で、習得には体幹と柔軟性が必要です。ムーンウォークやピルエットはダンスの別ジャンルの動き、ステップは一般的な足運びを指し、ファアラプとは異なります。
Q7 : タヒチの草でできた伝統的な腰みの(スカート)を何と呼ぶ? パウ サロン モレ キルト
タヒチアンダンスの衣装で腰に着ける草のスカートは「モレ(More)」と呼ばれ、プラウ(ハイビスカスの仲間)の樹皮を裂いて繊維状にしたものなどで作られます。踊り手が腰を振るとモレが大きく揺れ、動きをより華やかに見せる効果があります。パウはハワイのフラで使うスカート、サロンは東南アジアの巻きスカート、キルトはスコットランドの民族衣装で、いずれも別物です。モレのほか花飾りや貝、椰子を使った豪華な衣装もあります。
Q8 : タヒチアンダンスが生まれた場所は、次のうちどれ? タヒチ島(フランス領ポリネシア) ハワイ諸島 フィジー諸島 ニュージーランド
タヒチアンダンスは、南太平洋のフランス領ポリネシア・ソシエテ諸島にあるタヒチ島を中心に発展した伝統舞踊です。ハワイのフラやニュージーランドのマオリの踊りと同じポリネシア文化圏に属しますが、それぞれ別の島々で独自に育まれてきました。タヒチアンダンスは腰を激しく動かすダイナミックな動きが特徴で、太鼓のリズムに合わせて踊るものと、ゆったりと手で物語を表現するものがあります。発祥地を押さえておくと文化的背景が理解しやすくなります。
Q9 : タヒチアンダンスの、現地の言葉での正式な呼び名は? フラ ハカ サンバ オリタヒチ
タヒチアンダンスは現地の言葉で「オリタヒチ('Ori Tahiti)」と呼ばれます。「オリ」は踊る・踊りを意味し、「タヒチ」は地名なので、直訳すると「タヒチの踊り」となります。フラはハワイ、ハカはニュージーランドのマオリ、サンバはブラジルの踊りで、いずれもタヒチアンダンスとは別物です。近年は世界中に愛好家が広がり、日本でもオリタヒチという正式名称で教室やコンテストが開かれています。呼び名を知ると本場の文化により近づけます。
Q10 : 太鼓の速いリズムに合わせて激しく踊る、タヒチアンダンスの種類は? アパリマ オテア ワルツ タンゴ
太鼓の速いリズムに合わせて激しく踊るダンスは「オテア('Ōte'a)」と呼ばれます。トエレという木製のスリット太鼓が刻む高速のビートに乗せて、女性は腰を細かく振り、男性は膝を開閉させる力強い動きを見せます。一方アパリマは手の動きで物語を語るゆったりした踊りで、対照的です。ワルツやタンゴはヨーロッパ発祥の社交ダンスで、タヒチとは無関係です。オテアはタヒチアンダンスの中でも最も華やかで代表的な演目とされています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はタヒチアンダンスクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はタヒチアンダンスクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。