スクワットは「キング・オブ・エクササイズ」とも呼ばれ、効率よく全身を鍛えられる定番のトレーニングです。一口にスクワットといっても、姿勢や器具の使い方によって実にさまざまな種類があり、その名前や由来には興味深いエピソードが隠れています。今回はそんなスクワットにまつわる豆知識を、全10問のクイズ形式でお届けします。あなたはいくつ正解できるでしょうか?
Q1 : バーベルを頭上でまっすぐ支えたまま行うスクワットは次のうちどれ?
オーバーヘッドスクワットは、バーベルを頭上でまっすぐ支えたまましゃがんで立ち上がる種目です。下半身の筋力だけでなく、肩や体幹の安定性、胸椎や股関節の柔軟性も同時に求められる高難度のエクササイズで、ウェイトリフティングのスナッチ動作の習得にも欠かせません。クロスフィットでも頻繁に登場する種目で、姿勢の崩れがそのままバーの揺れに直結するため、全身の協調性を養うのに非常に効果的だとされています。
Q2 : バーベルを首の後ろ、僧帽筋の上に担いで行うスクワットを何と呼ぶ?
バックスクワットは、バーベルを首の後ろ、僧帽筋の上に担いで行うスクワットで、パワーリフティングやウェイトトレーニングで最もポピュラーな形式です。バーを担ぐ位置によって、僧帽筋上部に乗せる「ハイバー」と、肩甲骨の下あたりに乗せる「ローバー」に分かれます。高重量を扱いやすいため下半身全体の筋力強化に優れ、パワーリフティング競技でもこのバックスクワットが正式種目として採用されています。フロントスクワットと対をなす基本種目です。
Q3 : 「フルスクワット」と呼ばれるしゃがみの深さはおよそどれ?
フルスクワットは、しゃがんだ際に太ももが床と平行、もしくはそれより深い位置まで腰を下ろすスクワットを指します。一方、太ももが床と平行になる手前で止めるものを「パラレルスクワット」、膝の角度が90度程度のものを「ハーフスクワット」、それより浅いものを「クォータースクワット」と呼び、深さによって名称が変わります。パワーリフティング競技では股関節が膝より低くなる深さが規定されており、フルスクワットに近い深さでないと記録として認められません。
Q4 : 片足を前方に伸ばし、もう片方の足だけでしゃがんで立ち上がるスクワットを何と呼ぶ?
ピストルスクワットは、片足を前方に伸ばしたまま、もう片方の足だけでしゃがんで立ち上がる自重トレーニングです。しゃがんだ姿勢が拳銃(ピストル)を構えた形に似ていることから名付けられました。バランス感覚、柔軟性、片脚の筋力すべてが必要な高難度の種目で、体操選手やカリステニクス愛好者の間で人気があります。器具を使わずに片脚で体重を支えるため、両脚スクワット以上の強い負荷が片脚にかかり、効率的に下半身を鍛えられます。
Q5 : ダンベルやケトルベルを胸の前で抱えるように持って行うスクワットを何と呼ぶ?
ゴブレットスクワットは、ダンベルやケトルベルを胸の前で両手で抱えるように持ち、その姿勢でしゃがんで立ち上がるスクワットです。「ゴブレット(goblet)」とは脚付きの杯のことで、ケトルベルを縦に持つ姿が杯を捧げ持つ形に似ていることから名付けられました。重りが体の前にあるため自然と背筋が伸びやすく、フォームを習得しやすいのが特徴です。初心者でも正しいスクワット姿勢を身につけやすく、家庭やジムで広く取り入れられている人気の種目です。
Q6 : 後ろの足をベンチや台に乗せて、前足だけで行うスクワットを何と呼ぶ?
ブルガリアンスクワットは、後ろ足をベンチや台に乗せて前足だけで体重を支えながらしゃがんで立ち上がるトレーニングです。1980年代にブルガリアの重量挙げナショナルチームのコーチが選手強化のために取り入れたことから、この名前が広まりました。片足ずつ集中して鍛えられるため、左右の筋力バランスを整えたり、大殿筋や大腿四頭筋に強い刺激を与える効果があります。比較的少ない重量でも高い負荷を得られる効率的な種目です。
Q7 : 足を肩幅より大幅に広げ、つま先を外側に向けて行うスクワットを何と呼ぶ?
スモウスクワットは、足幅を肩幅よりかなり広く取り、つま先を外側に向けてしゃがむスクワットです。その姿勢が相撲取りの四股の構えに似ていることから「スモウ(相撲)」の名が付けられました。通常のスクワットと比べて内ももの内転筋やお尻の大殿筋により強い刺激が入るのが特徴で、ヒップアップや脚の引き締めを目的とした女性のトレーニングでも人気があります。股関節の柔軟性を高める効果もあり、下半身を多角的に鍛えたい人に適しています。
Q8 : スクワットで主に鍛えられる部位はどこ?
スクワットはしゃがんで立ち上がる動作を繰り返すトレーニングで、主に下半身の筋肉を鍛える種目です。具体的には太ももの前面にある大腿四頭筋、お尻の大殿筋、太ももの裏側のハムストリングス、ふくらはぎの下腿三頭筋など、下半身の大きな筋肉を総合的に強化できます。下半身には全身の筋肉の約7割が集中しているため、効率よく基礎代謝を高める効果も期待でき、「キング・オブ・エクササイズ」と呼ばれることもあります。
Q9 : 「スクワット(squat)」という英単語の意味は次のうちどれ?
「squat」は英語で「しゃがむ」「うずくまる」という意味の動詞です。スクワットというトレーニング名は、まさにしゃがむ動作を繰り返すことから付けられました。形容詞として使われると「ずんぐりした」「背が低くて太い」という意味も持ちます。トレーニング用語としては、立った状態から膝と股関節を曲げて腰を下ろし、再び立ち上がる一連の動きを指し、フィットネスや筋トレ、パワーリフティングなど幅広い分野で使われる基本種目の名称となっています。
Q10 : パワーリフティングの「BIG3」に含まれない種目はどれ?
パワーリフティングの競技種目はスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目で構成され、これらを「BIG3」と呼びます。それぞれ下半身、上半身の押す力、全身の引く力を測る種目で、3種目の合計挙上重量で順位が決まります。懸垂(チンニング)は背中や腕を鍛える優れた種目ですが、パワーリフティングの正式種目には含まれません。BIG3は筋肥大や全身の筋力向上に効果的なため、競技者でなくともトレーニングの基本として広く取り入れられています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はスクワットクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はスクワットクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。