お掃除ロボットの代名詞として、いまや多くの家庭で活躍している「ルンバ」。ボタンひとつで部屋を動き回り、床をきれいにしてくれる姿はおなじみですが、その名前の由来や開発の歴史、賢く動くための仕組みまで知っている人は意外と少ないかもしれません。この記事では、そんなルンバにまつわる豆知識をクイズ形式で全10問ご用意しました。何問正解できるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : ルンバが掃除を終えたときや充電が必要になったときに自動で戻る充電装置の名称は何でしょう?
ルンバが自動で戻ってくる充電装置は「ホームベース(Home Base)」と呼ばれます。掃除が終わったときや、バッテリー残量が少なくなったとき、ルンバは自ら向きを判断してホームベースまで戻り、接点を合わせて充電を始めます。充電後に掃除の続きを再開する機種もあります。利用者が電源を抜き差しする必要がなく、置き場所さえ決めておけば運用を任せられるのが利点です。パワーステーションやドックポート、チャージパッドは正式名称ではありません。
Q2 : iRobot社を2022年に買収すると発表したものの、2024年に規制上の懸念から買収を断念した大手企業はどこでしょう?
2022年8月、アメリカのアマゾン(Amazon)がiRobot社を買収すると発表しました。しかし、欧州連合(EU)などの競争当局が市場競争への悪影響を懸念して審査を厳しく行った結果、承認の見通しが立たず、2024年1月に両社は買収の断念を発表しました。この決定を受けてiRobotは大規模な人員削減を行うなど、経営に大きな影響が及びました。グーグルやアップル、マイクロソフトはこの買収の当事者ではありません。
Q3 : iRobot社が販売している、床の「水拭き」を担当するロボットのブランド名は何でしょう?
iRobot社が販売する床拭き(水拭き)専用ロボットのブランド名は「ブラーバ(Braava)」です。ルンバが吸引によるゴミ取りを担うのに対し、ブラーバは水拭きや乾拭きでフローリングの汚れや皮脂をふき取ります。ルンバと併用することで、ゴミの除去と拭き掃除の両方をロボットに任せられます。ルーロはパナソニック、ココロボはシャープ、ディーボットはエコバックスの製品であり、いずれもiRobotのものではありません。
Q4 : 上位機種のルンバが部屋の間取りを把握して効率的に動くために使っている技術は、次のうちどれでしょう?
上位機種のルンバは、カメラを使った空間認識技術「vSLAM(ブイスラム/視覚的な自己位置推定と地図作成)」で部屋の間取りを把握します。天井や周囲の特徴を目印にして自分の位置を割り出し、部屋全体の地図を作りながら効率的に掃除します。これにより、行き当たりばったりではなく規則的に走行し、掃除の抜けや重複を減らせます。GPSは屋内では精度が出ず、赤外線通信やBluetoothビーコンだけでは間取り全体の把握はできません。
Q5 : ルンバが階段などからの落下を防ぐために使っているセンサーは、次のうちどれでしょう?
ルンバが階段や段差からの落下を防ぐために使っているのは「段差(クリフ)センサー」です。本体の底面から床に向けて赤外線を出し、その反射を測ることで床の有無を判断します。反射が返ってこない=床がないと判断すると、ルンバは進行方向を変えて落下を回避します。これにより、階段のある2階の部屋などでも安心して使えます。音波センサーや温度センサー、磁気センサーは落下防止には使われておらず、クリフセンサーが安全走行の要となっています。
Q6 : iRobot社が家庭用ロボットを手がける以前、主力としていた分野は次のうちどれでしょう?
iRobot社は家庭用掃除機で有名になる前、軍事・災害現場向けのロボットを開発していました。代表例が「PackBot(パックボット)」で、爆発物処理や偵察に用いられ、アメリカ同時多発テロ後の世界貿易センタービル跡地の捜索や、戦地での不発弾処理などで実際に活躍しました。こうした過酷な環境で培われた自律走行や障害物回避の技術が、後の家庭用ルンバにも応用されています。農業用ドローンや玩具、自動車はiRobotの主力事業ではありません。
Q7 : ロボット掃除機「ルンバ」という名前の由来になったものは、次のうちどれでしょう?
「ルンバ(Roomba)」という名前は、キューバ発祥の情熱的なダンス「ルンバ(Rumba)」に由来するとされています。部屋の中をリズミカルに動き回りながら掃除する様子を、軽やかに踊るダンスになぞらえたネーミングです。英語で部屋を意味する「room」と組み合わせた語感の良さもあります。開発者の名前や掃除を意味する英単語、犬の品種が由来ではありません。製品名に遊び心を持たせることで、親しみやすさを演出した好例といえます。
Q8 : ルンバに搭載されている、ゴミの多い場所を検知して集中的に掃除する機能の名称は何でしょう?
ゴミの多い場所を検知して重点的に掃除する機能は「ダートディテクト(Dirt Detect)」と呼ばれます。センサーがゴミやホコリの多い箇所を感知すると、ルンバはその場で往復するように動き、集中的にゴミを吸い取ります。食べこぼしの多いダイニングや、砂ぼこりがたまりやすい玄関付近などで効果を発揮する機能です。パワーブーストやゴミレーダー、クリーンアイといった名称は正式な機能名ではありません。効率よくきれいにするためのiRobotの代表的な技術のひとつです。
Q9 : 初代ルンバが発売されたのは西暦何年でしょう?
初代ルンバがiRobot社から発売されたのは2002年です。当時はまだロボット掃除機という言葉自体になじみが薄く、丸い本体が自動で部屋を動き回って掃除する様子は画期的なものでした。価格も比較的手頃に設定され、家庭用ロボットを一般に普及させる先駆けとなりました。その後、ゴミ検知やマッピングなどの機能を加えながら世代を重ね、20年以上にわたって進化を続けています。1998年や2007年、2012年はいずれも発売年ではありません。
Q10 : ルンバを開発・販売しているアメリカの企業はどこでしょう?
ルンバはアメリカのiRobot(アイロボット)社が開発・販売するロボット掃除機です。iRobotは1990年にマサチューセッツ工科大学(MIT)出身の研究者らによって設立され、当初は軍事・災害現場向けのロボットを手がけていました。2002年に家庭用のルンバを発売し、ロボット掃除機という市場を世界に広めました。ボストン・ダイナミクスは四足歩行ロボットで知られる別会社、ダイソンは掃除機、テスラは電気自動車のメーカーであり、いずれもルンバとは関係ありません。
まとめ
いかがでしたか? 今回はルンバクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はルンバクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。