2024年のパリオリンピックで初めて正式種目となり、一気に注目を集めたブレイキン(ブレイクダンス)。ヒップホップ文化から生まれたこのダンスには、独特の技や歴史、世界で活躍する選手たちの物語が詰まっています。あなたはブレイキンのことをどれくらい知っていますか?ここでは、その魅力を10問のクイズで楽しく紹介します。基礎知識から意外な豆知識まで、挑戦しながらブレイキンの奥深い世界をのぞいてみましょう。
Q1 : ブレイキンの名前の由来となった、曲の中で打楽器のリズムだけになる盛り上がる部分を何という?
『ブレイク』とは、曲の中でメロディが抜けてドラムなどの打楽器のリズムだけになる、盛り上がる部分を指します。この部分(ブレイクビーツ)に合わせて踊ったことが『ブレイキン』の名前の由来とされています。DJがこのブレイク部分をつなげて長く引き伸ばす技法によって、ダンサーが存分に踊れるようになりました。サビやフック、イントロではなく、このブレイク部分こそが名称の語源です。
Q2 : 「ヒップホップの父」と呼ばれ、ブレイクビーツを生み出したとされるDJは?
DJクール・ハーク(Kool Herc)は、1970年代のニューヨークで活躍したジャマイカ出身のDJで、『ヒップホップの父』と呼ばれています。彼は二台のターンテーブルを使い、曲の中で最も盛り上がるブレイク部分だけをつなげて繰り返す技法を生み出しました。これによりダンサーが踊る時間が増え、ブレイキン誕生の土台になりました。グランドマスター・フラッシュやアフリカ・バンバータも重要なパイオニアですが、ブレイクビーツの元祖とされるのはクール・ハークです。
Q3 : パリ2024オリンピックのブレイキン男子(Bボーイ)で金メダルを獲得した選手の国籍は?
パリ2024オリンピックのブレイキン男子(Bボーイ)種目で金メダルを獲得したのは、カナダのフィル・ウィザード(Phil Wizard、本名フィリップ・キム)選手です。決勝で高い技術と表現力を見せ、初代オリンピック王者に輝きました。ブレイキンはアメリカ発祥の文化ですが、現在では世界中に競技者が広がっており、この大会でもカナダ、日本、フランスなど様々な国の選手が活躍しました。
Q4 : ブレイキンで立った状態のまま踊るステップワークを何と呼ぶ?
ブレイキンは大きく四つの要素で構成されます。立った状態で行うステップを『トップロック』、床に手をついて低い姿勢で行う足さばきを『フットワーク(ダウンロック)』、頭や背中を軸に回転する大技を『パワームーブ』、動きを止めてポーズを決める技を『フリーズ』と呼びます。設問の『立った状態で行うステップワーク』はトップロックにあたり、多くの場合これで踊り出し、流れの中で床の技へと移行していきます。
Q5 : 頭や背中を軸に回転する、ブレイキンのダイナミックな大技の総称は?
パワームーブは、頭や背中、手などを軸にして体を回転させる、ブレイキンの中でもダイナミックで見応えのある大技の総称です。ウィンドミル(風車)、ヘッドスピン、フレア、スワイプスなどが代表例です。高い身体能力と技術が求められ、バトルの見せ場になります。一方トップロックは立ち踊り、フットワークは床での足さばき、フリーズはポーズを静止する技であり、これらと区別されます。
Q6 : ブレイキンで動きを止めて一瞬ポーズを決める技を何という?
フリーズは、動きの流れを一瞬止めて、片手や頭などで体を支えながらポーズを決める技です。音楽のキメに合わせてピタリと静止することで、観客や審査員に強い印象を与えます。チェアフリーズやベビーフリーズなど多くの種類があります。ウィンドミルやヘッドスピン、スワイプスはいずれも回転を伴うパワームーブの一種であり、止まることを目的とするフリーズとは異なる技です。
Q7 : ブレイキンを踊る男性ダンサーの呼称は?
ブレイキンを踊る男性ダンサーは『Bボーイ』、女性は『Bガール』と呼ばれます。『B』はブレイク(break)に由来するとされます。MCはマイクで盛り上げるラッパー、DJは音楽を選び回す役割、グラフィティライターは壁などに絵や文字を描くアーティストで、いずれもヒップホップ文化を構成する要素ですが、踊り手そのものを指す呼称はBボーイ・Bガールです。
Q8 : ブレイキンが正式種目として初めて実施されたオリンピックは?
ブレイキンは2024年に開催されたパリオリンピックで、初めて正式なオリンピック種目として実施されました。ダンスがオリンピック競技になるのは史上初のことで、大きな注目を集めました。男子(Bボーイ)と女子(Bガール)に分かれ、DJが即興で流す音楽に合わせて踊り、審査員が技の難易度や独創性などを採点して勝敗を決めます。なお次回のロサンゼルス2028大会では実施されないことが決まっています。
Q9 : パリ2024オリンピックのブレイキン女子(Bガール)で金メダルを獲得した日本人選手は?
パリ2024オリンピックのブレイキン女子(Bガール)種目では、日本の湯浅亜実選手(Bガール・Ami)が金メダルを獲得しました。彼女は世界選手権などでも活躍してきたトップ選手で、記念すべき初のオリンピック女王となりました。半井重幸(Shigekix)や大能寛飛(Hiro10)は男子のBボーイ選手です。福島あゆみ(Ayumi)も世界的に有名な日本のBガールですが、この大会で金メダルを獲得したのはAmi選手です。
Q10 : ブレイキン(ブレイクダンス)が誕生したとされる都市はどこ?
ブレイキンは1970年代前半、アメリカ・ニューヨーク市のサウスブロンクス地区で生まれたとされるダンスです。当時この地域ではブロックパーティーが盛んに開かれ、DJが流す音楽に合わせて若者たちが踊り始めました。ヒップホップ文化を構成するDJ、MC、グラフィティ、そしてブレイキンの四大要素の一つとして発展し、やがて世界中へ広まっていきました。ロサンゼルスやシカゴではなく、ニューヨークが発祥の地です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はブレイキンクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はブレイキンクイズを出題しました。
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次回のクイズもお楽しみに。