陸上の花形種目のひとつ、やり投げ。空高く舞い上がるやりの軌跡と、選手たちの全身全霊の投擲は、見る者を魅了し続けてきました。古代オリンピックから続く長い歴史、男女で異なるルール、世界記録を打ち立てた伝説の選手たち、そしてオリンピックの名場面まで、奥深い魅力が詰まった競技です。今回はそんなやり投げにまつわる雑学をクイズ形式で10問お届けします。あなたは何問正解できるでしょうか?
Q1 : 女子やり投げが初めてオリンピックの正式種目になった大会は?
女子やり投げは1932年ロサンゼルスオリンピックから正式種目として採用された。男子のやり投げは1908年ロンドン大会から実施されていたため、女子は男子より24年遅れての登場となった。第1回大会の優勝者はアメリカのベーブ・ディドリクソンで、記録は43.68mであった。彼女は同大会で80mハードルでも金メダルを獲得した万能アスリートとして知られている。
Q2 : 古代オリンピックの五種競技(ペンタスロン)に含まれなかった種目は?
古代オリンピックの五種競技(ペンタスロン)は、短距離走(スタディオン)、走幅跳、円盤投、やり投、レスリングの5種目で構成されていた。ハンマー投は古代の競技には含まれておらず、近代になってスコットランドやアイルランドの民族競技から発展した種目である。やり投と円盤投は古代から続く投擲競技で、現代陸上競技の中でも特に長い歴史を持つ種目として知られている。
Q3 : 2020年東京オリンピック男子やり投げの金メダリストは?
ニーラジ・チョプラ(インド)は2021年に開催された2020年東京オリンピック男子やり投げで87.58mを投げて金メダルを獲得した。これはインドにとって陸上競技史上初のオリンピック金メダルであり、また個人種目でのオリンピック金メダルとしても歴史的快挙となった。彼はその後も世界選手権で金メダルを獲得し、現在のやり投げ界を代表するスター選手として活躍している。
Q4 : やり投げの強豪国として伝統的に知られる北欧の国は?
フィンランドは世界屈指のやり投げ強豪国として知られ、男子やり投げのオリンピック金メダル獲得数は陸上競技種目中でも最多クラスを誇る。1908年ロンドン大会の頃から続く伝統があり、ヨンニ・ミュラ、タピオ・ランタネン、テロ・ピトカマキなど多くの名選手を輩出してきた。フィンランドではやり投げが国民的人気スポーツで、子どもの頃から練習する文化が根付いている。
Q5 : 女子やり投げの世界記録保持者は誰?
バルボラ・シュポタコバ(チェコ)は2008年9月13日、ドイツのシュトゥットガルトで72.28mを投げ、女子やり投げの世界記録を樹立した。彼女は2008年北京、2012年ロンドンとオリンピック2連覇を達成し、世界選手権でも複数回の金メダルを獲得した名選手である。男子のヤン・ゼレズニーと同じくチェコ出身で、チェコがやり投げ強豪国であることを示している。
Q6 : 男子用のやりの最小の長さは?
男子用のやりは長さ260cm以上、重さ800gと規定されている。やりは穂先(金属製の先端部分)、シャフト(中央の柄部分)、グリップ(握る部分の紐巻き部)の3つから構成されており、重心位置や形状についても細かいルールがある。1986年には重心を前方に移動させるルール変更が行われ、これにより以前の記録は参考記録扱いとなった経緯がある。
Q7 : 男子のやりが重心を前方に移すルール変更が行われた年は?
1986年4月、男子やり投げのルールが大きく変更され、やりの重心位置を前方に移動させる規定となった。これは1984年に東ドイツのウーヴェ・ホーンが投げた104.80mが競技場の安全範囲を超え、観客に危険が及ぶ恐れが出てきたためである。新ルール後はやりが早く落下するようになり、記録の伸びが抑えられた。現在の世界記録98.48mも新ルール下で出されたものである。
Q8 : 男子やり投げの世界記録保持者は誰?
ヤン・ゼレズニー(チェコ)は1996年5月25日、ドイツのイエナで98.48mを投げ、男子やり投げの世界記録を樹立した。この記録は2026年現在も破られていない驚異的な記録である。ゼレズニーはオリンピック金メダル3回(1992年バルセロナ、1996年アトランタ、2000年シドニー)、世界選手権金メダル3回を獲得した史上最高のやり投げ選手の一人である。
Q9 : 男子用のやりの重さは何g?
男子用のやりの重さは800g、最小の長さは260cmと国際陸上競技連盟(World Athletics)のルールで定められている。一方、女子用のやりは重さ600g、長さ220cm以上と規定されている。やりの素材はかつては木製が主流だったが、現在は金属製(スチール製やジュラルミン製)が一般的で、空力特性を考慮した設計となっている。重心位置や形状についても細かい規定がある。
Q10 : 女子用のやりの重さは何g?
女子用のやりの重さは600g、最小の長さは220cmと定められている。女子のやり投げは1932年ロサンゼルスオリンピックから正式種目となり、男子よりも軽く短いやりが使われている。1999年4月には男子に倣って重心位置を前方に移すルール変更が行われ、それにより記録の伸びが抑制された経緯がある。男子用の800gに対して200g軽い設計となっている。
まとめ
いかがでしたか? 今回はやり投げクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はやり投げクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。