陸上競技の花形種目のひとつ、走り幅跳び。空中を舞うような跳躍と、わずか数センチを争う繊細さが魅力です。男子世界記録は30年以上破られず、伝説的な選手たちのドラマも数多く生まれてきました。歴史、ルール、技術、記録など、走り幅跳びの奥深い世界をクイズ10問で楽しく学んでみませんか?あなたは何問正解できるでしょうか。
Q1 : 走り幅跳びの記録は、どこを基準点として測定する?
走り幅跳びの記録は、踏切線(ファウルライン)から砂場に残った身体の最も近い跡までの距離を、踏切線に対して垂直に測定します。手をついた跡や髪の毛、ユニフォームが触れた跡なども含まれるため、選手は着地時にできるだけ後方に体重が残らないよう前方へ脚を投げ出すテクニックが重要になります。1cm単位で測定され、わずかな差で順位が決まります。
Q2 : 走り幅跳びの試合で、決勝に進んだ上位選手が跳べる最大試技回数は?
走り幅跳びの競技では、まず全選手が3回ずつ試技を行い、上位8名が決勝に進みます。決勝に進んだ8名はさらに3回の試技が与えられるため、上位選手は合計6回まで跳ぶことができます。各試技の最高記録で順位が決まり、同記録の場合は2番目に良い記録で順位が決まります。集中力と体力を6回にわたって維持することが、トップ選手に求められる重要な要素です。
Q3 : 走り幅跳びの助走距離は、トップ選手で通常何メートル程度?
走り幅跳びの助走距離は、世界トップ選手で30〜45m程度が一般的です。男子トップ選手は約20歩前後、距離にして40m前後の助走を取り、踏切時の速度は秒速10〜11mに達します。助走の長さは選手の脚力やピッチに合わせて個別に調整され、短すぎるとスピードが乗らず、長すぎると踏切までに失速してしまうため、最適な距離を見つけることが記録向上の鍵となります。
Q4 : 走り幅跳びの空中動作(跳躍フォーム)は主に何種類ある?
走り幅跳びの空中動作は主に「かがみ跳び(セイル)」「そり跳び(ハング)」「はさみ跳び(ヒッチキック/シザース)」の3種類があります。かがみ跳びは初心者向けの基本フォーム、そり跳びは体を反らせて空中姿勢を安定させるフォーム、はさみ跳びは空中で脚を入れ替える上級者向けのフォームで、世界トップ選手の多くがはさみ跳びを採用しています。
Q5 : 走り幅跳びの踏切板の幅として正しいのは?
走り幅跳びの踏切板は、世界陸連(World Athletics)の規定で長さ1.22m、幅20cm(0.20m)、深さ10cm以下と定められています。踏切板の先端には粘土板(プラスティシン)が設置されており、踏切時にファウルかどうかを判定する仕組みになっています。20cmという幅は短距離全力疾走中でも踏切位置を合わせやすいよう、選手と競技性のバランスを考えて設定されています。
Q6 : カール・ルイスが走り幅跳びで連覇したオリンピック金メダルの回数は?
アメリカのカール・ルイスは、1984年ロサンゼルス、1988年ソウル、1992年バルセロナ、1996年アトランタの4大会連続でオリンピック走り幅跳びの金メダルを獲得しました。同一種目で4連覇という偉業は陸上競技史上極めて稀で、特に最後のアトランタ大会では35歳での金メダルとなりました。スプリントとの両立でも知られ、陸上界の伝説的存在です。
Q7 : 女子走り幅跳びがオリンピック正式種目として初めて採用されたのは何年?
女子走り幅跳びは、第二次世界大戦後の1948年ロンドンオリンピックから正式種目として採用されました。男子走り幅跳びが第1回1896年アテネ五輪から実施されているのに対し、女子は52年遅れての導入でした。初代女王はハンガリーのオルガ・ジャールマティで、5.69mで金メダルを獲得しました。当時はまだ女子陸上競技の種目数が限られていた時代でした。
Q8 : ボブ・ビーモンが1968年メキシコ五輪で出した8.90mの記録は、約何年間世界記録として君臨した?
ボブ・ビーモンは1968年10月18日、メキシコシティ五輪で当時の世界記録を55cmも更新する8.90mを跳び、世界中を驚かせました。標高2240mの高地での好条件もあいまった「世紀の跳躍」と呼ばれる記録で、その後1991年にマイク・パウエルが8.95mを跳ぶまで、約23年間世界記録として君臨しました。陸上競技史上最も語り継がれるパフォーマンスのひとつです。
Q9 : 走り幅跳びの男子世界記録を保持しているのは誰?
走り幅跳びの男子世界記録は、アメリカのマイク・パウエルが1991年8月30日に東京で開催された世界陸上選手権で樹立した8.95mです。当時のライバルだったカール・ルイスとの一騎打ちで生まれた記録で、1968年メキシコ五輪でボブ・ビーモンが出した8.90mを23年ぶりに更新しました。この記録は現在も破られておらず、陸上界における長寿記録のひとつとして知られています。
Q10 : マイク・パウエルが1991年に樹立した世界記録の距離はどれ?
マイク・パウエルは1991年8月30日、東京の世界陸上選手権男子走り幅跳び決勝で8.95mを跳び、ボブ・ビーモンが1968年に樹立した8.90mを破る世界新記録を樹立しました。当時カール・ルイスとの激しいライバル関係の中で生まれた記録で、ルイスは追い風参考ながら8.91mを跳びましたが、公認記録ではパウエルが上回りました。この記録は現在まで破られていません。
まとめ
いかがでしたか? 今回は走り幅跳びクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は走り幅跳びクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。