「ビンディング」と聞いて何を思い浮かべますか?自転車のペダル、スキーやスノーボードの足元など、ウィンタースポーツやサイクリングの世界では欠かせない仕組みです。しかし、その規格や開発の歴史、各部の名称まで詳しく知っている人は意外と少ないもの。今回はそんなビンディングにまつわるトリビアを集めた全10問のクイズをご用意しました。サイクリストもスキーヤーもスノーボーダーも、自分の知識をぜひ試してみてください。
Q1 : スキーのビンディングで、つま先側を固定しているパーツの一般的な呼び名は? ヒールピース フロントバインディング ノーズロック トゥピース
スキーのビンディングはつま先側を「トゥピース」、踵側を「ヒールピース」と呼びます。トゥピースは主に横方向への転倒時にブーツを解放する役割を担い、ヒールピースは前方への転倒時にブーツを解放します。両方の解放値(DIN値)を体格や技術レベルに合わせて適切に設定することで、転倒時にブーツが安全に外れ、膝などの大きな怪我を防ぐ仕組みになっています。
Q2 : ビンディングペダルを使う際、シューズの裏に取り付けてペダルと結合させる金具を何と呼ぶ? クランク ペダルシュー クリート フットロック
ビンディングペダルを使う際、シューズの裏に取り付けてペダルと噛み合わせる金具を「クリート」と呼びます。シマノSPDは2つ穴の金属製クリート、SPD-SLやLOOKのKEOは3つ穴の樹脂製クリートが代表的で、ペダル規格ごとに専用品を使う必要があります。クリートは消耗品で、摩耗が進むと外れにくくなったり逆に勝手に外れたりするので、定期的な点検と交換が安全のために重要です。
Q3 : スノーボードのビンディングで設定するスタンス角度は、ボードに対してどの方向を0度として測る? ボードの先端 ビンディングの取り付け位置 進行方向 ボードの中心線に対して垂直
スノーボードのスタンス角度はボードの中心線(長手方向)に対して垂直方向を0度として測ります。つまり進行方向に対して足が真横を向いている状態が0度です。前足をつま先側へ振る角度をプラス、後ろ足をかかと側へ振る角度をマイナスで表現することが多く、フリースタイル系は前後ともプラスのダックスタンス、カービング系はフォワードスタンスなど、滑り方で選びます。
Q4 : スノーボードのビンディングに付いている縦長のパーツ「ハイバック」の主な役割は? 足首の保護 ストラップの固定 ベースプレートの補強 ヒールサイドターンのサポート
ハイバックはスノーボードのビンディングで踵側に立っている縦長のパーツで、主にヒールサイドターン時のレスポンスを担います。ライダーが踵側に荷重を移す際、ハイバックを介して力をボードのエッジへ素早く伝えることで、正確でキレのあるヒールターンを可能にします。フォワードリーン(前傾角度)を調整できるモデルが多く、滑り方の好みに合わせてセッティングできます。
Q5 : シマノのSPDの「SPD」は何の略? Sport Pedal Design Speed Performance Drive Shimano Pedaling Dynamics Standard Pedal Device
SPDはShimano Pedaling Dynamicsの略です。1990年にシマノが発表したビンディングペダル規格で、それまでスキー由来の大きなクリートが主流だったビンディングペダル市場に、コンパクトで歩行にも適した2つ穴の金属クリート方式を持ち込みました。後にロード専用のSPD-SLも登場し、SPDはMTB・ツーリング・通勤用として世界中のサイクリストに愛用されています。
Q6 : シマノのロード用ビンディングペダル「SPD-SL」のクリートが採用している取付穴の数は? 1つ穴 2つ穴 3つ穴 4つ穴
シマノのロードバイク用ビンディングペダル「SPD-SL」は3つ穴規格のクリートを採用しています。LOOKのKEOやTIMEと同じ3点固定方式で、広い接触面積によりペダリング効率が高く、ロードレースで主流の方式です。一方、MTBやツーリング用のSPDは2つ穴規格で、クリートが小さく歩行しやすいのが特徴です。同じシマノでも用途によって規格が明確に分かれています。
Q7 : スキーのビンディングが転倒時に解放される強さを示す数値の呼び名は? DIN値 ISO値 JIS値 ANSI値
スキーのビンディングが転倒時にブーツを解放する強さを示す数値は「DIN値」と呼ばれます。DINはドイツ規格協会(Deutsches Institut für Normung)の略で、現在は国際規格ISO 11088に準拠していますが、慣例的にDIN値と呼び続けられています。体重・身長・経験レベル・ブーツソール長などから適正値が決まり、低すぎると不意に外れ、高すぎると怪我のリスクが上がります。
Q8 : スノーボードのビンディングで現在最も普及している装着方式はどれ? ステップイン式 ストラップ式 リアエントリー式 フラックス式
スノーボードのビンディングで圧倒的シェアを持つのはストラップ式です。トゥストラップとアンクルストラップの2本のベルトでブーツを固定するシンプルな構造で、フィット感の調整がしやすく、ほぼあらゆるブーツに対応できる汎用性の高さが特徴です。ステップイン式やリアエントリー式(スピードエントリー)も存在しますが、市場の中心は依然としてストラップ式が占めています。
Q9 : ロードバイク用ビンディングペダルの代表的ブランド「LOOK(ルック)」が誕生した国はどこ? イタリア フランス アメリカ イギリス
LOOKは1951年にフランス中部のネーヴェル市で創業した自転車部品・スキー用品メーカーです。1984年にスキービンディングの技術を応用した世界初の自転車用ビンディングペダルを開発し、1985年のツール・ド・フランスでベルナール・イノーが使用して総合優勝したことで一気に世界へ普及しました。現在もロード用ビンディングペダルの代表ブランドの一つです。
Q10 : SPDというビンディングペダル規格を開発した自転車部品メーカーはどこ? シマノ カンパニョーロ スラム マヴィック
SPDは「Shimano Pedaling Dynamics」の略で、日本の自転車部品メーカーであるシマノが1990年に発表したビンディングペダル規格です。MTBやツーリング用途で広く普及しており、2つ穴の金属クリートをペダルにはめ込んで固定する方式を採用しています。シマノはほかにロードバイク用のSPD-SLも展開しており、ビンディングペダル市場で世界トップクラスのシェアを誇っています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はビンディングクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はビンディングクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。