焦点距離が異なる2本のレンズを同じF値に設定した場合、焦点距離が長いレンズの物理的な開口(有効口径)はどうなるか?
F値は「焦点距離 ÷ 有効口径」で求められるため、同じF値を保ったまま焦点距離を長くする場合、式を変形した「有効口径 = 焦点距離 ÷ F値」からわかるように、必要な有効口径も大きくなる。これが望遠レンズほど鏡筒が太く大きくなりやすい理由であり、例えば同じF2.8でも300mmの望遠レンズは50mmの標準レンズに比べてはるかに大口径のレンズ設計が必要になる。大口径の望遠レンズが高価になりやすいのはこのためでもある。