蚊取り線香の主成分として古くから使われてきた天然殺虫成分は次のうちどれか。
蚊取り線香は明治時代に除虫菊の粉末を練り固めて作られたのが始まりとされ、その殺虫効果は除虫菊の花に含まれる天然成分ピレトリンによるものである。ピレトリンは蚊など昆虫の神経細胞のナトリウムチャネルに作用し、速やかに麻痺させるノックダウン効果を持つ。ただし天然のピレトリンは光や熱に対して分解されやすく安定性に欠けるため、現在市販されている多くの蚊取り線香では、化学的に安定性を高めた合成ピレスロイドであるアレスリンなどが主成分として用いられている。