障害走と聞くと、運動会の借り物競走を思い浮かべる人も多いかもしれません。でも実は、オリンピックでも行われる本格的な陸上競技なんです。ハードルを越えたり、水たまりを跳び越えたり。スピードだけでなく、リズム感やバランス、跳躍力まで求められる総合競技。今回はそんな障害走について、ルールから歴史、トップ選手のエピソードまで、知れば観戦がもっと楽しくなる10問のクイズを用意しました。
Q1 : 110mハードルの世界記録保持者(2026年時点)として知られるのは?
110mハードルの世界記録は、2012年にアメリカのアリーズ・メリットがブリュッセルで樹立した12秒80です。彼は同年のロンドン五輪で金メダルを獲得した直後にこの記録を打ち立てました。コリン・ジャクソンも長年世界記録(12秒91)を保持していた名選手ですが、現在の記録保持者はメリットです。彼の前傾姿勢と低いハードリングが特徴とされます。
Q2 : 3000m障害で日本記録を保持し、東京オリンピック(2021年)で7位入賞した日本人男子選手は誰?
三浦龍司選手は順天堂大学在学中の2021年東京オリンピックで3000m障害に出場し、8分16秒90の日本記録を樹立して7位入賞を果たしました。日本人選手がこの種目で五輪入賞するのは1936年ベルリン大会の大野龍太以来85年ぶりの快挙でした。その後も記録を更新し、日本長距離界のエースとして世界選手権でも活躍しています。
Q3 : 女子100mハードルで設置されるハードルの高さは?
女子100mハードルのハードルの高さは0.838m(2フィート9インチ)です。男子110mハードルの1.067mより低く設定されています。100mのコースに10台のハードルが置かれ、1台目までは13m、ハードル間は8.5m、最終ハードルからゴールまでは10.5mです。世界記録は2022年にトビ・アムサンが樹立した12秒12で、男子の記録に迫る高速化が進んでいます。
Q4 : 小学校の体育で行われる「障害走」のねらいとして学習指導要領に示されているのはどれ?
小学校学習指導要領(体育)では、中学年・高学年の「障害走(小型ハードル走・ハードル走)」のねらいとして「リズミカルに走り越える」ことが示されています。インターバルを3歩または5歩などの一定リズムで走り抜けることが重視され、競争よりもリズムや動きの心地よさを学ぶ内容となっています。中学校以降で本格的なハードル走の技術習得へとつながります。
Q5 : 陸上競技で正式種目となっている障害走に含まれないのはどれ?
世界陸上やオリンピックで正式種目となっている障害走は、男子110mハードル、女子100mハードル、男女400mハードル、男女3000m障害(3000mSC)です。800mハードルという種目は正式種目には存在しません。距離とハードル数は種目ごとに細かく規定されており、選手は規定通りに障害を越える必要があります。
Q6 : 3000m障害(3000mSC)で1周あたりに設置されている障害の数は?
3000m障害は1周(400mトラックを使用するが内側にコースが切られる)に障害が5つ設置されており、そのうち1つは水濠(すいごう)と呼ばれる水たまりのある障害です。レース全体では計28回の障害越え(うち水濠7回)を行います。スタートからフィニッシュまで7周強を走り、持久力と障害を越える技術の両方が問われる過酷な種目です。
Q7 : 男子110mハードルで設置されるハードルの数は何台?
男子110mハードルでは、110mのコース上に10台のハードルが設置されます。1台目までの距離は13.72m、ハードル間は9.14m、最終ハードルからゴールまでは14.02mと規定されています。ハードルの高さは1.067m(3フィート6インチ)で、女子100mハードルの0.838mより高く設定されており、世界記録は12秒台で争われています。
Q8 : 3000m障害の水濠(すいごう)の水の深さは、障害の手前で最も深い部分で約何mある?
3000m障害の水濠は、ハードルの直後に水たまりがあり、ハードル直下が最も深く約0.7mあります。そこから徐々に浅くなり、3.66m先で水面と地面が同じ高さになります。選手はハードル上に足を一度乗せて踏み切るか、直接跳び越えるかして水たまりに着地します。深い部分に着地すると失速するため、なるべく遠くへ跳ぶ技術が重要です。
Q9 : ハードル走でハードルを倒してしまった場合、どうなる?
ハードル走では、ハードルを倒してしまっても失格にはならず、タイムへのペナルティもありません。ただし、故意にハードルを倒した場合や、足や手でハードルを横から払うような越え方をした場合、また隣のレーンのハードルを越えた場合は失格になります。倒すと推進力が落ちて記録が悪くなるため、選手はなるべくクリーンに越えるよう技術を磨きます。
Q10 : 障害走(しょうがいそう)とは何の競技?
障害走とは、コース上に設置された複数の障害物(ハードルや踏切板、平均台など)を越えながら走る陸上競技です。学校体育では小学校高学年から中学校で扱われ、走る能力に加えてリズム感やバランス、跳躍力など総合的な運動能力が求められます。正式種目のハードル走の入門としても位置づけられています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は障害走クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は障害走クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。